陳情の先を行く部屋

基本的に二次創作を公開しているブログです。楽しく読んでいただければ幸いです。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

初台シェルター



 こんにちこんばんわ。

 ”おれ”です。

 マヨーネ様がドリーカドモンを渡してくれてから半日しか経過していない。そんな俺は与えられたセーフハウスという名の奴隷調教ハウスから離れて初台にあるシェルターに来ている。COMPに『これ超初心者向け! マジ! ランダお姉さんが超オススメするからやってみよ! ね? ね?』という感じに遠回しなやれって命令が上司から来ていたので、

 邪教の館によってから俺は初台シェルターへとやってきました。

 なんでもここ、悪魔が出現する異界って状態になってて、中に入り込んで人間を殺すようになったり、奥の方で悪魔が何か悪いっぽい事を計画してるので殺すか捕獲するか確かめて来いという依頼だった。開幕キリングを入社したての新人の強要させるとはブラックさに驚愕するほかないが、命令に逆らえば完全に俺の頭がパーンな状態にされるからめぇぇぇええされてドナドナーな状況が必須なので、そこらへんはあきらめて初台シェルターへと到着。

 初めて銃を撃ったり、

 妖精さんを犠牲に作った造魔ちゃんがシャイニングウィザードを決めたり、

 いなくなったから改めて勧誘したピクシーが魔法よりもインファイトを得意としてたり、

 あらかじめ上司から聞いていた話とは180度違う現実に驚愕しながらも進んでいた俺は、今、

「……」

「アギ! ジオ! 何故だ!」

「……」

 無言で前転しながら魔法を避ける昭和の探偵の姿をした男とパーティーを組んでた。銃も、魔法も、直接的な攻撃も、何もかもすべて前転で回避するその探偵さんの名前は葛葉ライドウさん。年齢は不詳。ただなんか若いっぽい。イケメンです。ガッデム。もう少し俺も美形だったらいいのになあ……。

「ライドウ」

「……」

 前転から飛び上がってサーベルを振りながら再び前転に戻るライドウさんの姿は間違いなく変態。ところで黒猫のゴウトせんせー。

「何だ」

 自分新人なのでよく解らないんですが前転しながら戦うのって悪魔召喚士の必須スキルなんですか? 正直ついていける気がしないんですが。

「安心しろ。俺もどこでどう間違えた前転回避がああなったか解らない」

 あ、ライドウさんの頭がおかしいのか。

「ジオ!」

 ライドウさんが前転で電撃を避ける。というか電撃より早く避けられる前転ってなんだ。

「掴みました……!」

 そこでいつの間にか堕天使と名乗っていた相手の背後に回り込んだ造魔のリリアちゃん0歳が堕天使を後ろからホールド!

「あ、アレは!」

 解るんですかゴウトせんせー!?

「ああ―――バックドロップだ」

 ゴウトせんせーの言うとおりに、俺の目の前では華麗にバックドロップを決めて、相手の頭を床に埋めるリリアちゃんの姿があった。その状態から、

「……」

「ジオ! ジオ! ジオ! ジオ! ジオ! ジオ!」

 ジオと連呼しながら見事なフリッカーを決めるピクシーと体に何度も剣を突き刺すライドウさんの姿がリリアちゃんも足を一本十字固めに持ち込んで折に来てる。グキ、ザク、ボキ、と鈍い音など色んな音を立てながら頭を埋めたままの堕天使は最後の言葉を残せないまま、マグネタイトの霧となって俺たちに吸収された。死んだらマグネタイトになるという特性のおかげで意外と早く銃を撃つことにも戦う事にも慣れたけど、

 ゴウトせんせー……アレって日常茶飯事なんですか?

「覚えておけ小僧。この業界、裏切りは多い。倒せる相手に情をかけて倒せずに殺されたって話だってたくさんある」

 ふむふむ。

「だがなあ―――長年生きた私でもこんなギャグは初めてだ。いろいろと哀れで仕方がないぞ。あのピクシー、何か股間に恨みがあるのか? 金的しか狙ってないぞ」

 問題のピクシーさんはライドウさんにシャドーボクシングを披露していた。

 今すぐこの業界から足を洗いたい。

「まあ、何だ。頑張れ。命を張る業界だがその分実入りもいい。強ければそれだけで認めてもらえるところだ。今回の件を通して多少なりとも強くなっただろう」

 ステータス
レベル:10
力:5
知恵:5
知識:5
速さ:14
運:5

 えぇ……逃げ足の速さだけは確保しましたせんせー!

「……俺とライドウはここまでだから幸運だけは祈っておく。じゃあな」

 ゴウトせんせえええええええええ!!! まさか俺、ステ振りミスったんですかあああああ!?

「サマナー。次はだれを私のジオで沈めればいいんだ」

「マスター。残敵はいないと判断します。施設を爆破しますか?」

 死にたくなったりもしたが、家に帰ってさっそく振り込まれていた金額を見たらやっぱり頑張ろうと思った。目指せブラック企業退社! 目指せ平穏な生活! 
スポンサーサイト

| R18 | 21:51 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

なんというジオ(物理)ww
メギドラオンピクシーとかどんなんなってんだろう?

| | 2012/08/09 21:57 | URL |

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

| | 2014/06/24 23:31 | |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://tenzodogeza.blog.fc2.com/tb.php/94-6d7e554b

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。