陳情の先を行く部屋

基本的に二次創作を公開しているブログです。楽しく読んでいただければ幸いです。

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七話



 背中を洗ってくれるエヴァンジェリンの優しい気遣いを感じながら、まずは考えることを拒否して首を洗う事から始める。エヴァンジェリンが髪を洗って、纏めてくれたおかげで首回りは割と簡単に洗うことができる。何回に分けて泡を洗い流すのも面倒だから泡を残したまま、左腕の洗いを始める。

 いい加減逃げるのはやめよう。

 羞恥プレイの時の様に逃げることはできない現実なのだ。今までの試練と比べればそれこそレベルが低い。

 改めて見事な形に胸に視線を下す。洗い方は正直よく解らないが、男の時と同じようにやればいいのだろう。だから、まずはスポンジで胸を周りから擦ってみる。軽く、だけでも軽すぎないように力加減を気を付けながら左胸から始まり、ゆっくりと胸の先端までをスポンジで洗う。若干くすぐったくも感じられたが、特に問題はなかった。やぱり洗っている時に気持ち良くなってらめぇするのは思春期の妄想だけの様だ。そう安心すると、同じ手順で右の胸の方も洗う。

「胸の下をやったか?」

「あ」

「ったく、気をつけろよ」

 すみませんねーエヴァンジェリンお姉さん。

 絶対母性かお姉さん属性に目覚めていると確信できる。待たせるのも正直結構心苦しいので、スポンジを握る手を胸の下に差し込んで、地味に汗がたまっていたところを洗う。その際、もう一度胸の谷間も洗ってみる。

「終わったか?」

 言葉を崩せと言われているので、

「うん」

「そうか」

 なんだか少し嬉しそうに、シャワーで首から下の泡を全部流してゆく。これで入院中についた汚れは大半が落ちた、次は。

「下の方はもやるぞ。上と同じ要領で洗ってみろ」

「うん」

 なんだか急速に言葉遣いが女らしくなっているな、とは思うが男の声にすれば違和感ない口調だし別にいっか、等と考えながら足の先からスポンジを使ってそれを太もも、足の付け根まで伸ばす。一度椅子から体を動かし、尻の方もスポンジで洗い、そして改めてフリーズする。

 ―――これどうすんの?

 問題は女性器だった。トイレの仕方は覚えた。覚えたくなかったけどこの体で生きる上では必須だから覚えた。それは問題ない。だけど洗い方なんて知らない。流石に男でそんなことを知っているとかマニアック過ぎて色々とアレすぎる。ともあれ、どうすべきか―――

「マルグリット?」

 と、そこで一足先に風呂に入っていたエヴァンジェリンが風呂からこっちを覗いてくる。その視線は戸惑っている此方を見ていて、

「あぁ、そう言えば教えてなかったな、すまん」

 風呂から上がって近づいてくる。椅子に座っている此方の前に跪くと、

「足を広げてくれマルグリット」

「え、え、で、でも」

 さすがにそれはすっごい恥ずかしいです。だけど女性同士ならそこまで問題はないのだろうか? いや、でもやっぱり恥ずかしい。ここはやんわりと断って―――

「何を恥ずかしがってるんだ、全く。他人ならいざ知らず、私たちの間にそんな遠慮はいらないのだろう」

 予想外に簡単に股を開かせられる。それはおそらくまだ足先に完全に感覚が戻ってないから、抵抗するだけの力がないからだろう。改めて、この体の非力さ、そしてエヴァンジェリンとの過去の関係が気になってくる。だが今はそれよりも状況の方だ。股を開かされて、その間に膝をついて立つエヴァンジェリンの姿はなんというかすごいエロい。さっき捨てたらめぇな状況を思い出す程度には。薄い茂みやワレメの筋までがまじまじとエヴァンジェリンに見つめられている。

「ほう、中々綺麗だな」

「え、エヴァンジェ、リン!」

「あぁ、済まない済まない。大丈夫だ。私は別に同性愛者というわけではない」

 その言葉にほっとし、

「まあ、―――お前相手なら構わんだろうが」

 本気の目に若干おびえる。

 さすがにストップしてもらおうとしたが、既にエヴァンジェリンは股の間に入り込んでしまった。

「よく見ておけ」

 そう言ってエヴァンジェリンは太ももの内側に指を当て、そこについている泡を伸ばす。そのままもう一歩前に踏み出し、指を女性器へ延ばす。

「え、え、エヴァ」

 だがエヴァンジェリンは答えずに、片手で女性器にワレメを開けると、伸ばした泡のついた指を女性器の上部―――クリトリスに触れてくる。包皮に包まれたそれはピンナップで見る状態とは違う。それはおそらく勃起してないからだろう。

「自浄作用があるから本来は洗わなくてもいいのだが、入院しているからこんなところまで綺麗にはしないだろう。毎日風呂に入ってシャワーを浴びれば十分だが、必要に迫られてこうやって綺麗にすることもある」

 エヴァンジェリンが伸ばした石鹸の泡を使って包皮の上から軽く汚れを落とすように指を動かす。どうやらしっかりと入院生活で汚れていたらしく、カスの様なものが指で掬い出されているのが見える。正直どんな外見がきれいな女性でも、こういうところが汚いと思えると一種の恐怖がある。それに、なんだか恐れていたほどらめぇな状況じゃないっぽい。

「まあ、お前を毎日風呂に入れさせるからこんなことは二度とないだろう」

 そう言ってエヴァンジェリンが、

「っひ」

 包皮を指でめくり、その下に隠れていたクリトリスに触れてきた。安心したとたんの裏切られた気分だ。

「まあ、どうせお前に自慰の仕方も教える必要はあるんだ。今のうちに覚えておけ」

 いい笑顔を浮かべてくるエヴァンケリンは間違いなくやる気だ。少しでも抵抗するために口を開ける、

「お、お願い、え、エヴァ―っひっ!」

 エヴァンジェリンがクリトリスを触れる。今度はつつくのではなく、指の平で撫でる様に触ってくる。触れられた瞬間、クリトリスを中心に背筋をぞくぞくっとした感覚が駆け抜ける。女性のは男の数倍敏感だと聞いたが、数倍ってレベルじゃない。数十倍は敏感だ。

「ん? どうしたんだマルグリット、何か言いたいことがあるんじゃないか?」

「や、ぁ、っひ、や、やめっ」

 口に言葉を出そうとするたびにエヴァンジェリンが慣れた手つきでクリトリスを弄る。基本的に優しく撫でる様に、そして此方が口を開こうとすれば少し強めに。男では感じた事のない未知の快楽の前に脳が少しぼうっとしてきて、段々と体が火照ってくる。体が快楽の熱にうなされているのが解る。これ以上進めば男として戻れなくなるような―いや、もう遅いか。

「ここがクリトリ、普段は隠れているが皮をめくればすぐに出てくる。傷つきやすいから気をつけろ」

 あくまでもレクチャーのつもりなのか、ニヤニヤとした笑みを浮かべるエヴァンジェリンの言葉に説得力はない。喋っている間も此方のクリトリスを弄る指の動きは一度も止まらない。

「ん、っは、ん、ぁ、あ、あ、え、エヴァ、な、何か」

 何か背筋を駆け上ってくる、そう言いたいのに言葉が正しく言えない。口が全く動かない。少しだけ怖くなってこみあげてくるものを我慢しようとするが、

「我慢せずに解放しろ。基本的に性欲は処理しなきゃ体に毒だ。だから自分で処理の仕方を覚えろ。まあ、私がまたやってもいいがな」

 そう言ってエヴァンジェリンがクリトリスを弄りながら、

「こっちも勃起させて、起きたばかりだというのにとんだ淫乱だな」

 胸に手を伸ばしてくる。ワレメが閉まるが片指をクリトリスに伸ばしたままもう片手で胸をつかんで、それを握ってくる。

「エ、ヴァ、や、おね、く、くる、くる」

 エヴァンジェリンの手の中で自分の胸が面白いように形を変えるのが解る。エヴァンジェリンの手が埋もれる様に握られ、形を変え、クリトリスだけじゃなくて握られ擦られる胸、乳首からも未知の感覚が体を襲ってくるのが解る。次やってくるのが何かを解っていても、

「い、い、やあ、あ、あっ、あっ!」

「ほれ、イってみろ」

 最後にクリトリスと乳首を軽く抓まれ、背筋を痺れる感覚が突き抜け、同時に全身を甘い感覚は襲う。それが絶頂だと理解できる頃には、大きく仰け反りながら口を開けて、馬鹿みたいに声にならない声を口から漏らすしかなかった。それが女の絶頂だと気づくには、ほんのもう少しだけかかった。
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| R18 | 20:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

何かあるなぁ、と読んでみれば我等が女神様に男の精神なんかブレンドしやがって、まったく……ふぅwww

| とある闘う公務員 | 2012/08/08 09:02 | URL | ≫ EDIT

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| | 2015/01/07 02:22 | |















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