陳情の先を行く部屋

基本的に二次創作を公開しているブログです。楽しく読んでいただければ幸いです。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

EXTRA-50

ロックな決戦BGMでも聞くといいですよ


 音と共に視界を遮るのは数枚の刃根だ。セイバーの服を突き破って抱く様に展開される刃根は此方を守ってくれている。そしてそれが防いだのは閃光の一撃―――アサシンではなく、ユリウスの一撃だった。手を伸ばし、此方へと向ける姿は魔術による攻撃の姿勢だ。やはり、と言うか予測通り、ユリウスは此方へ……いや、

 私へと攻撃を仕掛けてきた。

 元々ユリウス・ベルキスク・ハーウェイはハーウェイの、西欧財閥の汚物処理係。つまりは殺し屋。人間を殺す事に躊躇は覚えない。そしてそれはマスターとしてではなく、個人としての姿勢だ。ユリウスは命令を出して殺すよりは、自分の手で相手を殺す方を得意としている。魔術も完全に殺傷力を求めた高いものとなっている。幸いセイバーの刃根を砕くようなサーヴァント級の威力は持っていない。それでも私に命中すれば必殺であることに間違いはない。


「チッ」

 エレベーターを降りた直後には決戦は始まっている。ユリウスの手は姑息だが、間違ってはいない。だから責める事は出来ない。その代わりに、凛に譲られた、託されたアイテムを手に取る。指を銃の形で構え、それをユリウスへと向ける。

「ガンドッ!」

 閃光が一直線にユリウスへと向かう。一瞬驚くような表情をユリウスが浮かべるが、それも割り込んだアサシンによって叩き潰される。即興で凛に覚えさせられたユリウス対策の交易魔術。対英霊用のコードキャストではなく、対人を想定した魔術。それが英霊であるアサシンへと通じる事はないが、ユリウスだけに対してなら十分な効果は見込める。

 そう、ユリウスが英霊を牛して私を殺しに来ることは解っていた。

 だったら最初から迎撃する準備をすればいい。

 右手に凛から教わった簡単な宝石魔術(ガンド)。それがユリウスから身を守る武器であり、防具だ。牽制用の魔術を取得しているか否かというのはかなり大きな違いだ。コードキャストを人間に向かって使えば確実に殺してしまう。それは自分の胃にはそぐわない。凛のガンドは”フィンの一撃”とも呼べるクラスだが、自分のはそこまではない、ユリウスを殺さずに攻撃できる。

 セイバーへと指示を飛ばすのと、アサシンへと指示を飛ばすのは同時だった。

「―――抑え込めアサシン。邪魔をさせるな」

「―――道を切り開いてセイバー! 私はまだ進むのを止めたくないの! スキル、神性!」

 瞬間、アサシンとセイバーの姿が一瞬で消える。敏捷Bと敏捷Cとなれば英霊の中でも二流、一流クラスの速度だ。最速と呼ばれるランサー程の速度も、アルクェイド程の速度も出ないが、人間の目でとらえられるような速度ではない。ユリウスも自分も、即座に魔力に頼った互換の強化を行う。サーヴァントを、そして敵と捕らえる為に全神経を向ける。

「さて、壊すか」

 声とともにアサシンが高速でセイバーの懐へと入り込む。だがセイバーもそれを許すわけがなく、入り込んでくるアサシン相手に刃根を挟み込み、壁を作る。だがアサシンはそれを見ながらも体の動きを止める事無く、一歩踏み出し、拳を刎ねの壁へと押し当てる。

「破ッ!」

 重ねられ、壁となっていた刃根が一斉に砕け散る。アサシンというクラスでありながら、暗殺者らしからぬ武芸の洗練、マスタークラスを間違いなく名乗れる英霊で相手は。いや、そもそも認識を間違えている。この李書文というサーヴァントは”偶々”アサシンの枠に入ったのだ。圏境という境地へと至ってしまったために。本来ならバーサーカー、もしくは”神槍”という名に従ってランサーのクラスで召喚されるべき存在だ。故にその本質は暗殺ではなく、一撃必殺の武芸と達人の領域を超えた魔芸とも呼べる武の極地。それを持って行うインファイト。それこそが李書文というサーヴァントの本質だ。

 だが、セイバーも規格外の英霊。彼のほとんどを知った今だからこそ言える。此方もアホさ加減では絶対に負けていない、と。

「ベリアル」

 セイバーの刃根は砕ける。そして新たな刃根が生える。だがアサシンの砕いた刃根には炎が、黒い炎が灯されていた。それはアサシンが触れるのと同時にその手へと移り、体へと広がり、全身を痛みと共に焼き始める。

「だがここは儂の距離だ―――ッ!!」

 セイバーの刃根がアサシンへと届く前に、アサシンが己の宝具―――无二打(にのうちいらず)を放つ。リザレクションも死の鎧もまだ張っていない瞬間、高速の接近から肉を切り、相手の骨を断つ。捨て身とも思える戦法は相手が己の拳に乗せた重みが、年月が相手を一撃で仕留めるからと信じているからこそ取れる行動だ。殺気を凝縮し、心臓を殺気によるスタンでショック死させる奥義。死兵となって死すら恐れなくなった者達の心臓すらも止めて殺す奥義はセイバーに炸裂し―――倒れず、セイバーは笑みを浮かべる。

「アスタロト」

 セイバーにリザレクション効果が付与される。それは発動しない。つまりセイバーの体力は尽きていない事を証明する。

「儂の絶招に耐えたかよ」

 アサシンの驚きの声が漏れていた。モトと呼ばれる絶対防御も、アスタロトと呼ばれるリレイズ能力も使用していない。純粋な耐久力の身でセイバーは今のを耐えきった。驚愕と共に、セイバーが耐えきった事を見て、この奥義に関するマトリクスからの情報、そしてラニの憶測が証明した。

 无二打は殺気を心臓に叩き込んでショック死させる奥義。

 李書文は相手の体に触れずに相手を殺せた。

 これが李書文を恐怖の塊とし、そして何よりも弱点とも言えることだった。

 殺気を心臓に打ち込んでショック死させるという事はマトリクスの宝具の情報によって解っていた―――だったら最初からそれに対して覚悟していればいい、とラニは言った。プレッシャーに対してはプレッシャー。こっちも心臓を握りつぶす程の威圧感を放ち、殺気を削げば一撃必殺を九割殺しまで落とす事が出来ると言った。

 だから迷わず神性を取得した。

 ―――人とは無意識ながらも、神の前に立てば、その強大さを感じずには得られない。

「信じられん……どうやって生き延びた」

「しかし、致命傷ッ!」

 ユリウスの言葉に我を戻したアサシンが僅か数センチしか開いてなかった拳の距離をゼロにし、セイバーへと密着させながら一撃を放つ。セイバーの体がくの字に折れ曲がりながら吹き飛んでゆく。セイバーの体がアリーナの壁に叩きつけられ、血を吐いて、リレイズが発動する。セイバーが体力を二割回復しながらHPをゼロの状態から復活する。

「ならば簡単な話よ。余分なものを混ぜればいい。一撃で殺せぬなら二発打ち込めば良い。―――无二打。その名を穢す対価、命を持って払ってもらおうか。何、人は十分に壊してきた―――」

 アサシンは跳躍し、セイバーへと接近しながら拳を振るう。

「―――閻魔の類も一度は壊してみたかった所だ!」

 アサシンはセイバーへと一直線に向かうその光景を最後まで見る事は出来なかった。

 悪寒を感じた瞬間、反射的に体を横へと飛ばし、決戦場の床を転がる。海に沈んだ密林を思わせるこの決戦場の床は全て石でできている。石の床を転がるのは痛いが、背に腹は代えられない。寸での所でユリウスの魔術による一撃を回避する事が出来た。セイバーの動きにばかりかまけている訳にもいかない。魔力の込められた宝石を何個か手に握り、術を展開しながらユリウスへと向ける。一瞬で此方の反撃を理解したユリウスは素早く横へと避けて、射線から外れる。そのまま、手を此方へと向けて魔術を放ってくる―――此方も撃つ。

 互いの間でガンドと見えない魔術による攻撃がぶつかり合い、破裂する。予めどんな魔術を使うのか、それをデータとして見てきた。ユリウスが使ってくる魔術は見えない魔弾、だったはず。だとすればユリウスと射線を合わせ、ガンドを放てばそれで防げるはず。

「所詮は素人の浅知恵だな」

 そう言って魔術を防がれたユリウスがコートの袖からナイフを取り出し、一気に向かってくる。ユリウスに合わせ、ガンドを放つ。が、素早く横へとステップを取ってから接近するユリウスの動きは完全に対人戦になれた人間の動きをしている。その動きをマスターである自分では捉える事が出来ない。

「終わりだ」

 一気にユリウスが接近し、ナイフを振るってくる。瞬間、大量の魔力をセイバーに食わせる。

「セイバー!」

「軍団の指揮者よ、その指揮棒を振るえ―――いでよ、我がレギオン!」

 アサシンの攻撃がセイバーへと突き刺さる。が、それは詩乃鎧によって防がれる。

 そして、振るわれたユリウスのナイフは鮮血を生む。

「何っ!?」

 が、漏れるのは驚愕の声に他ならない。今、自分とユリウスの間には異形の姿が存在する。布の服装に身を包まれた褐色の、耳の尖った戦士。創作物で言えばいわゆる”ダークエルフ”等と言われる様な種族だ。それが私の代わりにユリウスの一撃を受けて首から血を流している。だが首を斬られた程度で倒れないし、死にはしない。

 幻想種とはそういう存在だ。

 そうやってアリーナない十数の幻想種が出現する。ダークエルフの闘士、ゴブリンの弓兵、棍棒を握ったトロール、最終的には小柄な西洋竜まで出現する。そのうち素謡が此方を守る様に駆けつける。

 セイバーが現在習得しているサイゴノスキルにして”レギオン系”最終スキル、魔軍の指揮者。その効果はセイバーの現在レベルから10以下のレベルの武かである幻想種を召喚、使役するという内容になっている。

「おぉ、実に愉快!」

 アサシンは笑いながら一撃で召喚された竜をミンチに変える。

 そう、幻想種と言ってもセイバーよりも10もレベルが低い。となればこのスキルを戦闘中に使用して得られる優位性はかなり低い。相手が同じく軍団召喚系能力を保有していればそれに対する手段としては非常に優秀だろうがアサシンの様に武の境地に達した存在であれば一瞬で倒す事は出来る。セイバーが本来の実力を所持していれば凶悪な魔獣や幻獣を召喚できただろうが、本来のレベルの半分となっている今のセイバーでは願えない話だ。

 だが、それはあくまでもアサシン等の英霊に対しての話であり―――マスターであり、英霊に勝利する事の出来ないユリウス相手には十分すぎる駒だ。

「チッ、アサシン!」

 ユリウスがアサシンを呼ぶ。瞬間、刃根と拳をぶつけ合っていたアサシンが震脚を大地へと叩き込み、アリーナの床を砕き、大地に足をつけるレギオンの動きを一瞬だけ止める。

「余所見とは余裕だなぁ……!」

 その刹那にセイバーが刃根による一撃を打ち込む。アサシンはその攻撃を体で受け止め、口から血を吐くが、痛みを無視してユリウスの下へと跳ぶ。反射的に危機を感じて後ろへと大きく飛び退けば、既に構えたアサシンが存在する。

「確かに魔王には通じぬだろうが……ならこっちはどうだ」

「我が八極に二の打ち要らず! 憤ッ! 覇ァァァッ !」

 李書文の奥義が、殺気の槍となって突き刺さる。

「ベルゼバブ!」

 瞬間セイバーが私の前に滑り込み、身を盾にする。だがセイバーのレギオンは誰にも守られる事はなく、殺気の槍が突き刺さり―――殺意は心臓へと突き刺さって幻想種を一撃で即死させる。十数といた幻想種の数など関係ない。セイバーの様な心得がなければ一撃必殺の効果を受け、昇天してしまう。セイバーも防御スキルを使って防御するが、それでもダメージはかあり重い。今の出体力を六割、防御したとしても六割持っていかれた。

 軽く髪を縛る。リボンに触れて、

「紅茶のマーチ!}

 コードキャストが発動する。本来はありすという名の少女が使う筈だったコードキャスト。このりぼんは彼女の魔術の編み込まれた礼装。セイバーという最悪に近い相手を前にコードキャストは振るわれる事はなかったが、ありすでも使える様に子供向けにカスタマイズされているこれは実に使いやすい。これがムーンセルによって解体されずに残ったのは、彼女たちからの贈り物だと考えたい。だから、

「火吹きトカゲのフライパン!」

 ありすの保有していたコードキャストで炎を生み出し、ユリウスとアサシンを纏めて攻撃する。やはり私レベルの魔術技量では遅すぎるのか、アサシンとユリウスはあっさりと攻撃を回避する。

「レギオン!」

 再び大量の魔力を吸い上げ、セイバーが幻想種を召喚する。今度は最初の様に無節操な色々とではなく、種族は違っても、その全ては弓兵で構成されていた。その全ての矢がアサシンへと向けて構えられ―――発射される。

「墳ッ!」

 震脚を大地hと叩き込んだアサシンはあまりのもあっさりと矢を全て衝撃波のみで叩き落とす。スキルもコーdキャストmなし、純粋に技量とステータスだけでこれを行っているという事に驚愕を感じずにはいられない。ガンドの代償でもある宝石を取り出し、そこから魔力を吸い上げて回復しつつ、相手を睨む。

「流石八極拳と言ったところか……!」

 セイバーの発言に改めて絶対に中国にだけは行かないと誓う。こんなキチガイ拳法の溢れた国には絶対に行きたくない。

「チ……」

 ユリウスが此方を見ながら舌打ちをする。確かにセイバーの召喚能力は決定打に欠ける能力だ。だが、この能力を使えば私を守るだけではなく、ユリウスへと攻撃する事も出来る。それをユリウスは警戒し―――ナイフを片手に、そして視線を此方へと向ける。

「アサシン」

「さて、如何に壊すか、ユリウス」

「指示に変更はない―――好きなだけ宝具を使って殺せ。”アレ”は存外真っ当な英霊らしい。俺をアレは殺せない。傷つけられない」

 どきり、と心臓が跳ねる。そう、そうなのだ。セイバーは絶対にマスターへの攻撃は行わない。攻撃はサーヴァントに対してのみだ。だから牽制程度の効果しかこの召喚能力はこの場では発揮できない。だからナイフと魔術を武器にユリウスは踏み込んでくる。弓兵は既に弓を構え、矢を放っている。だが近代英雄の中でもかなり強力なサーヴァントであるアサシン・李書文をその程度で捉える事は出来ない。

「武の合理、身をもって知れ」

「守れッ! 浮かべネビロス!」

 空に赤い月がのぼり、弓兵たちが動きだす。だがその前に凄まじいまでの気力を高めたアサシンが一歩、拳を振るいながら踏み出す。

 瞬間、突風を感じた。そして気づく、

 今の一撃で召喚したレギオンの内半数が消し飛んだと。

「消費に対して結果が伴わない……なるほど、アモンさんいらない子か!」

「そこ、要らない子とか言っちゃ駄目! 故郷でアモンさん泣いちゃうよ!」

「あ、大丈夫。たぶん泣かないで体育座りしてるだけだろからアイツ」

 ちゃんとショック受けてるんではないのか、それは。

 実に楽しい会話、このまま続けたいとことだが―――ふざける隙すら与えてくれない。

「これだけ消せば十分であろう」

「あぁ、十分だ」

 言葉と共にアサシンは一直線にセイバーへと向かい、ユリウスも此方へと向かってくる。ユリウスの予想通り、弓兵はユリウスへの攻撃はすることなく、弓を盾の様に使おうとする。が、懐に飛び込んできたユリウスはナイフを振るい、今度は恐ろしい切れ味を持って一撃で首を刎ね飛ばしてくる。おそらく今度はナイフを魔術的に強化してきているのだろう。攻撃して動きを止めた瞬間に腕を持ち上げ、指をユリウスへと向け―――

「―――ガンドッ!」

 魔弾を放つ。両目を開けて自身の頭へと向けて放たれたそれをユリウスは捉えると、首を傾けるだけでそれを回避する。

 駄目だ。

 戦闘者としての年季が違いすぎる。

 自分ではどう足掻いてもユリウスに一矢報いる事すらできない。なぜなら追い込まれたネズミの実力を誰よりも知っているのは、そのネズミを狩り続けてきたユリウスに他ならない。この男は徹頭徹尾殺す気であり、それ以外の機能を自身から極限にまで排除しようとしている。そのほころびをセイバーは見せてくれたが、私の技量ではそれを突くのは到底不可能なことだ。だから、迷わず、

 逃げる。

「チッ!」

 今度こそユリウスが此方に聞こえるような音で舌打ちをする。そう、この”身代わり”がいる状況でユリウスが一番してほしくない事は逃げ回る事だ。守れ、という命令が成されている以上セイバーん委召喚された彼らは全力自分を犠牲に私を守ってくれる。この間になるべくユリウスから距離を取る。そうしながらも、セイバーとアサシンの勝負を見る。

「ハァ―――!」

「疾ィ―――!」

 セイバーとアサシンが高速でぶつかり合う。その間にセイバーからの魔力消費は感じない。いや、正確に言えばスキルを挟み込む余裕がないのだろう。踏み込みと同時に床を砕く様に刃根と拳をぶつけ合い、次の瞬間には高速のラッシュを互いに叩き込んでいた。敏捷を見れば劣勢なのはセイバーだ。だが、最初に食らわせた無価値の炎がアサシンの腕を焼いている。それがアサシンの拳を鈍らせている。だから拳撃と斬撃の打ち合い、その時点ではセイバーとアサシンは完全に拮抗していた。問題は次の要素、技量だ。

「功夫が足りんなセイバー!」

「アンタは武技を、俺は殺す事だけを求めた結果ってやつだな……!」

 アサシンとセイバーの間には超えられない武芸の差がある。相手にセイバーの真名は既に露見している。故に処刑術スキルはお菊その能力を上昇させているが、それも首を落とすという一点でのみ通用する。中国武術A+++という頭のおかしい実力を持った相手のサーヴァントと戦闘するとなると、正面からの戦いでは正直見劣りする。だがそれを補う強力なスキルの数々がセイバーには存在する。

 ユリウスの方を一瞬確認する。数人切り殺されているが、まだ数には余裕がある。視線をセイバーの方へと向け、魔力を受け渡す。アサシンと決戦場を縦横無尽に賭けていたセイバーがアサシンの攻撃を強引に吹き飛ばし、体勢を崩しながらも刃を手の中で一回転させる。

「刻め、罪姫・正義の柱!」

 セイバーの姿が消え、アサシンを切り裂きながらその背後に出現する。だがセイバーへと送り込んだ魔力は一回分ではない。再びセイバーは加速する。その姿を武芸で追う事は出来ない。それは間違いなく魔術の領域なのだから。

「十七分割、なんつってなっ!」

 何度か小刻みに場所を個あえて加速し攻撃を何度も叩き込む。アサシンに背を見せながら十七連撃の斬撃を叩き込んだセイバーは何時の間にかすぐ近くへとやってきていた。バク転しながら横へと立つと、刃根を大きく広げ、決戦場の空に浮かぶ赤い月へと向かって獣の様に吠えた。

 セイバー、この様子、実に超絶好調である。

「はは! 世界は広い。こうでなくてはなぁ!」

「楽しむなアサシン。いい加減本気を出せ」

 ユリウスが全身に返り血をしたたらせながら、残った幻想種を殺してアサシンを横へ戻す。アサシンはその光景に頷き。

「全身全剄、陽気を巡らすッ!!」

 アサシンから気の爆発を感じる。アサシンの全身を力を駆け巡り、アサシンをそこから強化するのを感じる。おそらく破壊力の超強化系スキル。そこにユリウスが手を伸ばす。

「捉えたぞ……」

 セイバーを魔術が襲う。対魔力によって阻まれるはずのそれは―――発動せず、セイバーにデバフ効果が発生する。その様子を眺め、アサシンは構えつつ口を開く。

「どうした? もう殺しに行かぬのか?」

「こっちの方が効率的だと判断したまでだ。俺が近づこうとすれば再び召喚されるぞ」

「それもまた一興ではないか?」

「チッ」

 アサシン・李書文とユリウスというサーヴァントは能力的に見れば相性は完全にマッチしている。それもそうだ、ムーンセルでのサーヴァントの選定基準は完全に相性による召喚なのだから。だが、アサシンとユリウスの性格はそこまで良い用意は見えない―――突くのであればそこか?

「マスター、魔力が足りねぇ」

「……うん」

 まだ宝具の使用条件を満たせていない。大量にスキルを使う必要がある為、魔力が底をつきやすい。凛に貰ったガンド用の宝石から魔力を吸い上げ、中身が空になったそれをすてる。魔力が自然に回復する校舎内であれば宝石のコストさえ目を瞑れば優秀な魔力保存方法だと彼女は言っていたが、確かに納得できる。二、三粒を一度に握って消費しただけで魔力が簡単に回復する。アサシンの強化に対して、此方も強化で応える。

「さ、力を貸しておくれレヴィアタン」

 セイバーに威力倍化のバフが発生する。アサシンが受けている強化がどれだけ凶悪な者かは解らないが、これで五分だと信じたい。油断なく魔術を使用するユリウスの構えに対応する様に、此方も魔術を使用する体勢に入る。ユリウスはその場から動かないが―――アサシンはゆっくりと一歩目を踏み出した。そしてセイバーも、それに対応する様にゆっくり一歩目を踏み出す。

 そして、次の瞬間―――駆けた。

 一瞬で消えたセイバーとアサシンの姿が中間点で衝突している。凄まじい衝撃が発生し、めくれあがりそうになるスカートを片手で抑える。ユリウスの魔術によってセイバーは防御する事を封じられている……相手の攻撃を防ぐのであれば魔力が大量消費される死の鎧以外に方法は存在しない。

「おぉ……!」

「墳ッ!」

 拳と刃根がぶつかりあい、刃根が砕け散るが。が、次に出現する刃根が無数に襲い掛かる。アサシンもセイバーも互いに一歩も引かずに必殺の一撃をラッシュで繰り出す。

「仕留めろ」

「させない!」

 アサシンに対して援護を行おうとし、セイバーへと放った魔術を炎で焼き払う。対魔力に阻まれて攻撃魔術はセイバーには届かないだろうが、セイバーの木を逸らす事には成功するだろう。そのわずかな隙が致命傷になる。此方を睨むユリウスを構える事で牽制し、動きを縫い付ける。

 ―――結局はサーヴァント対サーヴァントの構図が出来上がる。

 スキルと技術。この二つの噛みあいによって拮抗していた状況。それを崩したのは―――ユリウスだった。

「令呪三画を持って命ずる、宝具をもって敵を沈めろアサシン」

「破ァ……!」

 そう言ってユリウスが懐から取り出したのは―――人の腕だった。それが光って消える。

 ほぼ直感的に感じた。アレはマスターの腕だ。令呪の刻まれた腕。今まで相対してきたユリウスの対戦相手のマスターの腕。その腕についている令呪を三画消費し、アサシンの宝具をユリウスは狂化してきた―――今度こそ完全な一撃必殺。神性を貫通して心臓を一撃で止めてくるに違いない。

「七孔噴血…―――撒き死ねぃ!!」

「モト!」

 の叫び声とともに大量の麿y区が吸い上げられ、必殺の一撃を無効化する。それと同時にアサシンの体に刃根が突き刺さる。が、

「令呪三画を持って命じる。勝利しろアサシン」

 新たに腕を取り出して令呪を消費し、それをユリウスは捨てた。アサシンに突き刺さった刃根は突き刺さった後砕け、アサシンの体を傷つけられない。令呪三画という規格外のブーストを受け、宝具、そしてステータス的にもブースウトを受けたアサシンの一撃がここで終わるわけがない。

「二撃ッ!!」

 无二打と呼ばれた奥義が連続で放たれる。セイバーに与えられるだけの魔力を注ぎ込む。无二打の二発目は防いだ。だが、令呪からして―――

「―――三撃目ッッ!」

 三撃目がセイバーへと衝突する。前進から魔力が吸い上げられる感覚と共に軽い眩暈を感じる。アサシンの全身は気が滾っており、そして殺気が渦巻いている―――アサシンの奥義はまだ終わらない。

「四撃目ッ!!」

 ほぼ満タンだった魔力はこの一撃必殺の連撃を防ぐことによって完全に底を尽きる。体が吸い上げられる魔力から激しく重く感じる。ポケットの中に手を伸ばし、残り数が少ない宝石から魔力を吸い上げる。だが、それでは魔力が回復するだけで疲労までは消えない。

「カカカカカッ!」

 己の必殺が止められるこの事態に、だがアサシンは笑みを浮かべる。

「ははははは! やるではないか! 愉快! 実に愉快!」

 アサシンは笑いながらも拳を構えている。その体には未だに気が漲っている。だが、

「―――」

 セイバーを強化していた倍化の加護が切れる。アサシンには一撃必殺、そして超強化の術がジ発動している。圧倒的絶体絶命。このままスキルでアサシンの攻撃を無効化したとしても、あと3回ほどで限界がくる。そうなれば魔力の高速回復手段は残されていない。そして素早く回復できないのであれば戦闘についてこれず、一瞬で敗北できる。

「―――苦しみは、これで終わる」

 ユリウスのそんな声が聞こえた。苦しみ。確かに生きる事は苦しいかもしれない。誰かを傷つけなきゃいえkないし、足掻かなきゃいけないし、とてもだが楽しい事ばかりが人生ではないと思う。生きるという行動は常に痛みが伴う。犠牲を強いる事によって私は生きている。だから今更きれいごとなんて言わないし、言えない。だから、なるべく身を綺麗にして、笑みを浮かべて戦う。なぜなら、アサシンのおかげで条件はそろったのだ。

「セイバー―――」

「受けよ、絶招!」

 正面から迫るアサシンの必殺の一撃。

 ―――それは、先ほどの一撃と比べ、速度で大きく劣っていた。

 逆に、セイバーは動き終えていた。

「時を消し去れ、罪姫・正義の柱」

 セイバーがそう言い終わる頃には、セイバーの姿は既にアサシンから離れ此方へと戻っていた。アサシンは知覚できない瞬間にスキルを発動させ、そして攻撃を追えていた。それは本来ありえない事態だ。なぜならスキルの発動とは宣言されてから発動するものだ。

 セイバーの攻撃は宣言する前に終わっていた。

「……気が消えておる」

 そして、次にアサシンを強化していた令呪のブーストが大幅に削られ、アサシンを強化していたアサシン自身の強化スキルは完全に解除されていた。

 此方に背を向け、刃根を広げるセイバーは口を開く。

「―――※※※※※※※―――」

「宝具か!!」

 ユリウスがセイバーの宝具使用条件が解除され、発動させている事に気づいた頃には既に遅い。スキルが強化されている事も、アサシンのバフが解除されている事も、全てはセイバーの宝具による力。もはや人間には理解のできない神代の言語を口に、セイバーは詠唱を終わらせる。刃根を大きく広げるその姿は変化してゆく。

 肌の色は褐色に。

 髪の色は血の様な赤へ。

 上半身を覆う衣も服もマフラーも宝具の発動と共に破壊され、体に刻まれる幾何学模様を見せる。

 そして、静かにセイバーが言う。

「―――世界の中心は我らの心より広がって行く―――」

 セイバーを中心に放たれる波導が決戦場を見たし、乱す。ありとあらゆる敵の強化を消し去り、自分に掛けられた呪い(デバフ)を無効化する。自らの領域の中では軍勢を率いる真の王であり、そしてその矛は万物を消し去る最強の処刑刃。

 彼の王は天上の神に挑み、敗北の落下と共に魔界を生んだ地獄の神。

「―――さあ、私に勝利を、魔王ルシファー」

 それが、セイバーの本質を表す神格。セイバーが被る勝利の為の仮面。神話によって定義づけられてしまった敗者の烙印。

 自身のデバフを無効化し、相手のバフを解除し、スキルを強化する。

「Atziluth―――Nieum Welt zu Widmen Ende der Zeit」

 セイバーの領域、セイバーの渇望。それを持って現実を侵食し、改変する大禁呪。固有結界のようであり、それとは全く違う術。セイバーのそれは世界を改変するための術だ。この宝具の届く範囲はセイバーの領域であり、その力が最も発揮しやすい場所。他の結界型の能力と魔力ステータスを使った抵抗勝負ができる上に、己領域である為、セイバーのスキルも強化される。セイバーの誇る宝具だ。その発動条件がレギオン系スキルを全て使用するというかなり面倒な内容だが、それを成せれば―――

「―――悪いな、アサシン。もう手加減はなしだ」

 セイバーの腕を黒い炎が覆うのを見えた瞬間、ユリウスは懐から更にマスターの腕を―――おそらく最後の一本を取り出し、アサシンへと命令を飛ばす。

「令呪三画を持って命ずる、耐えきれアサシン! これだけの大規模な宝具、そう長くは維持できないはずだ!」

 ―――その通りだ。セイバーの宝具は発動条件を揃えるまでが面倒なのと、そして維持するのも激しく難しい。発動男同時に凄まじい不可、そして魔力が一秒ごとに蒸発する感覚を得る。だからここからは、

「一方的な暴力の時間だァ!」

 セイバーの声はこの世のものではないような、掠れた声へと変質していた。地獄の悪鬼の様な声を響かせながらセイバーを拳を床へと叩きつける。

 瞬間、アサシンの足元が爆発する。

 大規模な火柱が巻き起こり、アサシンの全身をあっさりと飲み込む。

「腐滅させろベリアル!」

 一瞬、火柱の背後に黒い服装の男が見える。だがほんの一瞬だけだ。その姿g消えた瞬間、火柱は大爆発をお越し、上空へと炎を散らす―――そうやって始まるのは逃げ場のない炎の雨だった。

「くっ」

 アサシンがうめいた瞬間、既にセイバーは背後へと回り込んでいた。スキルの発動と共に魔力が吸い上げられ、更に宝具の維持時間が減る。セイバーの宝具に触れ、固有結界と言う形で形成されている決戦場の存在もわずかにだが揺らぐ。

「貫け!」

 セイバーの姿と重なる様に見えたのは白髪の少女だった。長剣を片手に握り、片目を岩体で隠している、そんな少女だった。その姿も先ほどの男同様、影の様で、かなり姿は薄くしか見えなく、直ぐに消える。だが現れた次の瞬間にはセイバーは拳を振るっていた。

「がっ―――!」

 アサシンの姿が一瞬で壁へと吹き飛ばされ、叩きつけられる。口からは大量の血を吐き出し、骨が砕ける様な嫌な音が響く。

「セイ、バー……!」

「チッ、時間が足りないか……!」

 片膝を突きながらセイバーに勝負を終わらせるように指示を飛ばす、あまりにも余裕がない。それをユリウスも察した。

「……耐え切れアサシン―――それで勝利だ」

「カカカカカッ……難しい注文をしてくれる雇い主だ……!」

 ユリウスもアサシンへと行った令呪のブーストが万全に機能していない事は理解しているだろう。セイバーの宝具はそういう強化やブーストというものを嫌い、そして変化から身を守る。だからアサシンもほぼ本来の耐久任せに身を守っている状態だ。しかしアサシンの耐久はCだ。限界は近い。

 これで倒せるか倒せないかで勝負は決まる。

 だから最後まで魔力を吐き出す。

「勝って、セイバァ―――!!」

 気力を振り絞って叫び、セイバーに黄昏の守護者を発動させる。それを使った使用するスキルはセイバーに完全に任せる。だが既に何を放つのか決めたのか、セイバーはそこから一歩も動かず、刃根を更に大きく広げた。

「―――これが、俺の至高の一閃だ」

 そうして、刃根がギロチンの様に、無慈悲に振るわれた。決戦場の床や壁を切断しながら放たれたセイバーの本気、至高の一撃。それがアサシンへと命中するのと同時に、セイバーの刃根は全て砕け、宝具が解除される。完全に魔力が空になる感覚と共に両手、両膝を床につく。もうれこれ以上体から魔力を絞り出すのは不可能だった。

 壁に叩きつけられているアサシンの体を見る。体を広げる様に壁に張り付いているアサシンは笑みを浮かべ、

「真……見事な套路であった……」

 体をほぼ半分に両断するだけの威力の斬撃を受け、大量の血を流しながら床へと落ちる。

「……かった……の……?」

「―――負けただと……?」

 ユリウスの驚愕するような表情と言葉。それが静かになった決戦場へと響くのと同時に、死は現れた。

 ユリウスとアサシン。そして私とセイバー。二組に分けれるように現れたオレンジ色のシールドは敗者の空間を赤く、消滅の色の染め上げていた。呆然とした表情で黙るユリウスを置き、アサシンは何とか姿勢を仰向けへと変える。アサシンは笑みを浮かべ、此方へと視線を向ける。

「まことに見事な套路であった。いやはや、魔王を壊せないのは実に口惜しいが、これもまた人間の迎えられる限界というものだろう。此度の死合、実に満足行くものであった!」

 楽しそうにアサシンは、李書文はそんな事を言う。……おそらくだがこのサーヴァントは初めから聖杯へと捧げる願い何かなく、純粋に聖杯戦争を楽しみに来たのかもしれない。いやはや、と言葉を漏らしながら李書文は此方へと視線を向ける。

「黙示録の魔王、その身、晩年の儂なら壊せるかどうか、実に気になるものよ」

「お前はもう二度とくんな。暗殺の警戒とかすっげぇ面倒だからマジこないで。中国とかHAKKYOKUKENとかホント勘弁してくれ。宝具使ってもギリギリとか……」

 セイバーの宝具は確かに凶悪極まりないが、発動中は常に魔力を吸い続ける。その為使用できる時間は本当に短い。しかも使い終わるか、耐えきられたあとは大体魔力が空になるので逆転されてしまう。ここまで耐え切り、追いこんできたのが”アサシン”であるという事態に恐怖を感じずにはいられない。

 こいつ、絶対に召喚されるクラスを間違えている。

 勝利した事にほっと感じつついると、不意に、悪寒を感じる。

 ―――悪寒の主はユリウスだった。

 誰もがそれを感じ、視線をユリウスに視線を集める。

「……お前には……俺は……負けを……!」

 ユリウスは何か、覚悟を決める様な表情をし、そして地獄の悪鬼すら恐れる様な、そんな目を此方へと向けていた。反射的に恐怖を感じ、竦む体の前に、守る様にセイバーが立ってくれる。その背中に触れながら、横から顔を出してユリウストアサシンを見る。

「ユリウスよ、我々は敗北したのだ。ここは―――」

 アサシンの言葉をかき消すように、ユリウスは叫んだ。

「おおおぉぉぉぉぉォォォォォォォォ―――ッ!!」

 それは苦痛の声、痛みから生じる叫び声だった。理解はできないが、ユリウスは確実に”何か”を行っている。その証拠に、ユリウスの周りでは見たこともないスパークが生じていた。アサシンもその行動を不信に重い、叫ぶ、

「ユリウス、お主何を―――」

「―――おおおおおおおぉぉぉぉぉぉォォォォ!!!」

 叫びをユリウスは更に強める。明らかに苦しんでいるユリウス。だがその苦しみが増せば増すほど、ユリウスの周りで発生するスパークは強くなってゆく。その光景を恐怖と驚愕と共に自分もセイバーも、黙ってみるしかない。

 どんどん強くなってゆく光と音。更に強くなる苦痛の声。

 それはある一点で臨界を超え―――

「―――」

 ―――そして消えた。

 シールドの向こう側に存在していたはずのユリウスの姿も、アサシンの姿も消えていた。それは確実にムーンセルによる解体とは違うと断言できる。なぜならあの二人は消滅したのではなく、”消えた”のだから。

 その光景を黙って数秒間眺め続けていると、背後でエレベーターの扉が開く音が聞こえる。とりあえずはあの二人は消滅したとムーンセルには認識されているらしい。

「大丈夫か白野?」

 此方を心配したのか、元の肌色に戻ったセイバーが此方の手を取って、顔を覗き込んでくる。だから応える。

「大丈夫だよ、明広……凛達が待ってるから帰ろう?」

「……あぁ」

 セイバーと手を繋いでエレベーターへと戻る。ユリウスが最後、何をしたかったのは解らないが―――私が人を殺して今回も生き残った。その事実は変わらない。

 五回戦は終了した。

 聖杯まで、残されたのは、あとは六開戦と七回戦だけだった。

 まだ、―――あと二人は殺さなくては生き残れない。




 若干描写不足じゃないかな? と悩んだ50話目。番外編どこまで続くんだろう。むう。もうちょい頑張るべきだったかも。もう2千文字は場景描写できたかもと今更後悔。


NOBLE PHANTASM
新世界へと捧げる終末の刻
ランク:EX 種別:対界宝具 距離:0~99 最大補足:999
 この宝具の発動にはレギオン系列のスキルを全て1回の戦争中に1度は使用する必要がある。
宝具を発動後、自分に付与されているデバフ効果を解除し、以降発動中は無効化する。
宝具発動時、相手のバフ効果を解除し、宝具発動中は付与効果を一定時間で解除する。
この宝具が発動中セイバーのスキルは強化され、攻撃無効化スキルを貫通する。
スキル:永劫破壊を取得時は効果が変化する。
 セイバーの本来の能力が大幅に劣化し、そしてセイバーという枠として再現された能力。
可能性を象徴するセイバーは強化や弱体化を消滅させることで、逆に相手の可能性を奪う事になった。
セイバー自身は自分の願いも宝具も邪悪で、本来は使われるべきではないと断言している。



 と、いう事で宝具解禁。基本的に強力だけど燃費が悪いってイメージの宝具型サーヴァント。地上の聖杯戦争に参加するとしたら霊地を確保しなきゃマスターを干からびせちゃうタイプ。月の聖杯戦争だから運用できるタイプですな。
 それにしてもモンスターバスター李先生が。モンスタキラーユリウス君に。さあ、もうすぐでお待ちかねCCCですな。
スポンサーサイト

| 断頭の剣鬼 | 15:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://tenzodogeza.blog.fc2.com/tb.php/396-e668c85d

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。