陳情の先を行く部屋

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魔法少女リリカルなのはStrikerS ~不良騎士道~ 第13話 不良騎士アグスタで暴れ続ける

 ホテル・アグスタの西側、イベントホールへと通じる廊下にて二つの存在は相対している。一つは全身を黒で包み、個人を判別させる隙を与えない二槍の存在。そしてもう一つが、白のドレスに身を包み、無手にて床に立つ白髪の女だ。独特の雰囲気を持つ女は少し面倒そうな表情を浮かべ、周りを見る。

 形としてはクゥーニャがイベントホール西側入り口へと通じる廊下を塞ぐ形だ。

「ふむ、キリがないな」


 廊下の端には二槍を握る相手が居り、それに相対するようにクゥーニャがいる。形としてはウィルフレッドと長剣使いの戦場と変わらない。横に抜かれ、奥へと行かれたらそこで終了という条件にも変化はない。ただ、戦場が悪い。槍を振るう距離があるだけではなく、空間的に槍を振るう事のできるギリギリの広さなのだ。おそらくだが下見か何かでこの空間か廊下で戦う事を既に想定して、それに見合うだけの装備を持ってきたということだろう。高機動型ファイターとして、クゥーニャは若干のやり難さを感じていた。

 狭い。

 それがクゥーニャの感想だった。槍という中距離の武器に対して接近戦を挑む事が最善の手段であり、リーチの内側に入る事が重要だ。一度リーチの内側に入り込めば相手の力量次第だがそこから封殺する事もできる。それだけの実力を持っていることをクゥーニャは自覚する。しかし、"空間"がそれを邪魔している事も同時に自覚する。この廊下の横幅はおそよ四メートルで、上までが大体三メートル。空間としてはかなり大きさを誇っているが、簡素なデザインの槍が相手の周りの空間を埋めている。何度か衝突した事からリーチと早さ、大まかな攻撃範囲を理解するに至った。とはいえ、だからこそ面倒だと理解する。

「……いや、やめるか」

 何かを言おうとし、その前に言う事をやめる。

 言っても仕方がない事だと理解し、―――ハイヒールを脱ぐ。素足になって廊下の床に足を触れさせるとカーペットの柔らかい感触が足の裏に感じられる。本当なら大理石か、もう少し踏ん張りの利く足場が理想的なのだが、文句は言っていられない。戦場は選ぶ物ではなく"作る"ものだと、それを理解しているクゥーニャは、

 次の瞬間、敵の頭上に現れる。

 その姿は蝙蝠のように逆さに、床となっているカーペットよりもはるかに踏ん張りの利く天井を足場としている。クゥーニャの纏う白いドレスがクゥーニャの起こす急加速に耐え切れず端の方が破かれ、そして置いていかれるようにクゥーニャの体に張り付く。自身の戦装束姿だったらこんな戦いにくい服装の心配する必要もなかったのだろうな、とそんな事を考えつつ体を捻る。

 瞬間的に放たれた槍の突きを紙一重で避ける。

 再びクゥーニャの姿が消え、背後の"壁"を足場に現れる。

 爪に魔力を込め、魔力による斬撃を繰り出す。もちろんそれはデバイスを介さないただの魔力による爪撃。だがそれは何十何百何千何万と繰り返されてきたプロセス。忘れる事無くデバイスを使用せず繰り返してきた技術はすぐさま発動し、非殺傷設定なんてものを付与してくれるデバイスも存在しない。故に質量兵器とほぼ変わらない脅威を持った爪撃が繰り出される。中れば引き裂かれる、その一撃を前に槍は振るわれた。壁を蹴り真っ直ぐ突き進むクゥーニャの目へと向けて二本目の槍が突き出される。進めばそのまま突き刺さる。そう確信できるはずのコースはしかしクゥーニャの爪撃によって相殺され、右手と左手の槍が僅かに硬直する。

 無言で逆の手と、槍が振るわれる。魔力の爪撃は指を離れ射撃攻撃となるのと同時に、バックハンドで殴りつけるように振るわれる槍によって横から殴り壊される。空中でバク転を取るような動きで槍の薙ぎ払いを回避すると足を床に―――

「む」

 つけず、振るわれた槍を一蹴りし、壁を足場に、垂直に立つ。足の指を壁につきこみ持ち上げるクゥーニャ、その視線の先は触れようとしていた床にあった。

 そこには一本のワイヤーが仕掛けられていた。

 ウィルフレッドの様な異常な防御力が存在しないクゥーニャであればワイヤーで体にダメージを通すことが出来る。そのための速度なのだが、こういったトラップに弱いことを本人自身自覚している。

「うーむ、面倒だな。もうデバイスを使うか」

『おい、馬鹿やめろ』

 クゥーニャの頭の中に即座に念話によるウィルフレッドの声が響く。すぐさまクゥーニャの動きが停止し、デバイスを取り出そうとしていた動きが止まる。

『"生きて"捕まえないと意味がないだろこのアホ』

『む、アホとは何だアホとは。お前の方もまったく終わってないではないか』

『防衛は俺の十八番なんだよ。だから俺はこれでいいんだよ。それよりも殺すなよ? いいから絶対殺すなよ? 殺すなよ!?』

『そんなに言うのであれば仕方がないな。未来の夫の言葉は守らなくては』

『いや……あの……守ってください……』

 なんだか寂しそうな色をウィルフレッドの声はしていたが、クゥーニャはそれを特に気にする事無く壁から天井へと飛び移る。次の瞬間には居た場所を槍が突き刺していた。

「夫との会話を楽しむ時間を少しくらいは持たせてくれたらどうだ」

 天井、逆さまになりながらクゥーニャは自身のスカートが下に落ちないように両手で前と後ろを押さえながら、視点からして斜め上のニ槍使いを見る。数秒相手と此方へと攻撃を仕掛けない部下らしき存在を眺めてから、ポツりと呟く。

「少しだけ速度を上げるか」

 呟き、クゥーニャの体が揺れる。敏感に攻撃の気配を察したニ槍使いが迎撃の姿勢を見せ―――

「疾ッ」

 ―――ニ槍使いが知覚できずに背後を一瞬で取られる。

 瞬間、ニ槍使いから魔力が発せられる。即座に強化された身体能力を持って超反応とも言える速度で振り向きながら体を一気に後ろに引く。その動きを持ってクゥーニャと自身の間に距離を生み出し、引く動きで槍を半ばで握り、前へと一気に突き出す。魔力を纏い強化された二槍使いの一撃は今までの数倍素早く、それは鋭い殺意の一撃。一切の殺気を漏らさず、魔力のみを現す点からして自制のできる人物のようだが、それでも速度を上げたクゥーニャへの対処には必要だという判断だったのだろう。

「遅い」

 だが魔力によって強化された槍を、クゥーニャは"身体強化に魔力を使用せず"に更に加速して回避する。純粋に"外れ過ぎた"身体能力と技量を持って行う超高速の移動を持って槍を紙一重で回避する。体を回転させ、ドレスのスカートがその動きで軽く広がる。だがその動きでバックハンドからくりだす爪撃は遠心力を持って伸びがある。回転しながら避けた動きで放たれる爪撃が首を引き裂く瞬間、もう片方に槍がギリギリの所で盾としての役割を果たすために防御に入る。高速の一回転から放った爪撃によりに槍使いの体が僅かに揺れる。

 それをクゥーニャは見逃さない。

 再び揺れ、ニ槍使いの横に現れ、爪を振るう。それを槍でふさがれるが、気にする事無くクゥーニャは再び位置を変えて爪を振るう。ニ槍を中央で握り短く、素早く振るえる様にした状態から爪撃を防ぐ。短く握った槍は防御に適しており、長い状態よりは早く振るえる。魔力によって強化された体でクゥーニャの動きについて行く。その連撃による攻防は完全にクゥーニャの優勢になっており、ニ槍使いの動きに攻撃はなくなっている。だが、それでもウィルフレッドの戦いのように部下らしき存在から援護が入らないのは純粋にクゥーニャが早すぎるからだ。その速度は銃で追えるものではなく、クゥーニャに中てるよりはフレンドリーファイアのほうが確率的には圧倒的だからである。

 高速の攻防が数秒続いた所で、クゥーニャが唐突にホール前の扉に現れ、その動きを停止させる。クゥーニャは気づく。動きがあまりにも消極的過ぎる。もっと大胆な行動は取れるのに何故かとらない。なんと言うか、"相手をしている"といった感じが強い。そう感じたクゥーニャは即座に念話を起動させ、ウィルフレッドに繋げる。

『……ウィル。少し気になったんだが』

『あ?』

『―――会場の出入り口とはこの二つだけではないよな?』

『―――――――――――――――――――――――――――あ、あれぇ?』

『うむ。これはやばいかもしれんな』

『あ、ちょ、ちょい待った。いいか、ステイ? ステイしろよ?』

『うむ。了解した』

 クゥーニャがニ槍使いへ片手を向ける。

「そんな訳でタイムだ」

 その言葉にニ槍使いは固まるしかなかった。


                   ◆


「タンマ、タンマ! ターイム! ターイムきーらない! 動くなよ? 絶対動くなよ! あ、これはネタフリじゃないからな!」

 長剣使いから一気に距離を取りホール前の扉に陣取り、逆手大剣を床に突き刺してからウィルフレッドは腕を組む。そして、考える。確か出入り口は西側と東側、そして裏手のスタッフ用があったはずだ。そう、ユーノとヴェロッサが使った出入り口だ。そのことを思い出しつつウィルフレッドは頭を抱える。

 ―――やっちゃった……!

「と、言うことはなんだ。俺足止めされてんのに二つ名かっこつけて叫んだの? え、なにこれ。俺超恥ずかしくね? うわ、やば、帰りたい。超帰りたい。いや、そうだ。帰ればいいんだ。どーせロッサや三人娘がいるんだ。俺なんか必要なかったんだ! そんな訳で帰っちゃ駄目?」

 返答の変わりに銃撃が再び開始され、長剣使いが前に出てくる。突破するのではなく、ここに釘付けにするという目的が見えてる以上、無視して中に入るのが良さそうに見えるが、それは違う。中に入れば合流できるが、同時に多くの敵の侵入を許すという事態にも発展してしまう。正直ウィルフレッドは自分もクゥーニャも本気を出すことが許されない現状、これ以上未知数の相手に数を増やされては困ると判断する。

 逆手大剣を引き抜き、レイジング・ブルを構え、引き金を引く。放たれた弾丸はライフル弾の弾幕に紛れるが、長剣使いは弾丸を切り裂き接近する。それを逆手大剣の殴るような動作で迎える。接触した大剣と長剣は一切拮抗することはなく、長剣が風に流れる柳のように大剣の威力を流し、その動きで腹に斬撃を通す。僅かに魔力で刃がコーティングされ、そこで初めてウィルフレッドの強固な防御を貫き服が裂ける。

 が、皮膚から血は流れない。

 超至近距離からレイジング・ブルの引き金が連続で引かれる。轟音と共に吐き出された弾丸を回避しながら長剣が再び動く。今度は弾丸を切り裂かず、それを回避しながら下段から上段へと向けた切り上げを繰り出してくる。

「このスーツってブランドもんなんだぜ? 少しは手加減してくれよ」

 レイジング・ブルの銃口が上段から長剣目掛けて振り下ろされる。銃口と刃が鍔競り合う瞬間に逆手大剣が首を刈り取る動きで加速する。首だけを動かす事で大剣を回避し、体を大きく捻る。飛び上がるようにして回転した体は長剣の動きを下に落としながらウィルフレッドの頭を越える位置に足を伸ばし、蹴りを頭上から落とす。

「ッハ!」

 短い咆哮。だが強烈な音の振動と発勁により頭に接触した蹴りは逆に吹き飛ばされる。吹き飛ばされる長剣使いの体が空中で立て直されるのをまたず、ウィルフレッドがレイジング・ブルを構え、向ける。

 が、

「―――アクセルシューター、シュート」

 レイジング・ブルの引き金が引かれる前に扉を突き破り転がる黒い姿と共に十を超える魔力弾がバラバラの軌道で長剣使いを襲う。左右上下バラバラのタイミングで襲い掛かるそれを着弾のタイミングを見極めた長剣使いが全て切り裂くのと同時に、その瞬間を狙っていたレイジング・ブルの弾丸が放たれる。真っ直ぐ、頭に直撃のコースを辿るそれはしかしギリギリで首を動かした相手の動きにより回避される。

「持ってけオマケだ!」

 だが、それに続いて投げられる逆手大剣を腹で受け止め大きく吹き飛ぶ。

 常人なら受けただけで体が真っ二つに裂けるそれを瞬間的な硬化で受け止めたのか、長剣使いは衝撃を受けながらも背後の部下達に受け止められ数メートル吹き飛ばされ動きを停止する。ウィルフレッドの背後から白いバリアジャケット姿の女が一人出てくる。

「ウィルさん、そんな物使ったら逮捕できないよ」

「避けられるって確信してんだから使っても問題ないだろ」

「管理局の局員としては見過ごせないなあ、なんて」

「一応携帯許可証を持ってんだ。文句は言わないでくれ」

「それもウィルさん、少将権限使って無理矢理出したやつだよね?」

「ハハハハハ!」

「目が泳いでる泳いでる」

 白いバリアジャケットの女が前に踏み出すのと同時に吹き飛ばされた黒尽くめは魔法陣に囲まれ、その姿が消える。証拠を残さない為に負傷者の回収をしたのだろう。素早い反応と魔法陣の数からして相手は複数か、中々の熟練者だとあたりをつける。レイジング・ブルを遊ぶように手の中でクルクル回す。

「中はいいのかなのはちゃん?」

 サングラスの隙間から横目で管理局の"エースオブエース"高町なのはをウィルフレッドが見る。次元犯罪者達には"管理局の白い魔王"としても覚えられる彼女は異名どおりの白いバリアジャケット姿でデバイスであるレイジングハートを握り頷く。

「うん。進入されちゃったけどヴェロッサさんとユーノ君が素早く対応してくれたから私達も参戦出来たよ。負傷者はないし、お客さんも逃がす事もできた。今はやてちゃんがフォワード陣の指揮を執ってるから、もう直ぐ終わると思うよ。クゥーニャちゃんのところにはフェイトちゃんが行ったし。うーん、もう少し奇襲とかテロとか、そっち方面を気をつけたほうがいいのかな?」

「暗殺は怖いぜぇ? と、さて―――そんな訳で形勢逆転だな、色男?」

 そう言い向けた視線の先、大剣を横に投げ捨てた長剣使いが構えたまま片手を振るう。直後黒尽くめの部下達が何かを投げ、そこから爆発と煙が生じる。爆発に僅かに硬直を許すが、すぐさま叫ぶ。

「煙幕、撤退する気だぞ!」

「逃がしません!」

 即座になのはが十を越す魔力弾を生み出し、ウィルフレッドが得物を煙の向こう側へと向け、両者共に攻撃を放つ。煙の中へと向けて攻撃が放たれるがそこから何の反応もしない。

「クソ、やっぱ召喚魔法で戻したか。やっこさん慣れてやがる」

「うーん、キャロにはこういう使い方をあんまり覚えて欲しくないかな?」

 銃を降ろして煙の充満する廊下を見ればそこには人影があるようには見えない。素早く召喚術によって回収されたのだろう。終わった戦闘に緊張感を緩めず、周囲を警戒しながら廊下に突き刺さった得物を回収すべくウィルフレッドが動き出す。戦闘の終わった直後、勝利した直後が一番気の緩む瞬間だと理解しての事だ。

 大剣を回収するために踏み出す。

「なのはちゃん、折角ホテルにいるんだしお互い、いい汗をかいた―――」


                   ◆


「さて、ウーノ。テストに丁度いい相手がいるしTM型の性能実験と行こうか? 身内でデータとりってのも刺激が少なくてもつまらないしね」

「了解しましたドクター。」

「ククク、何時までも劣化コピーにばっかり手を出していたらつまらないからね。あぁ、そうだ。私が新たな"何か"を生み出して初めて私は"生きている"と叫ぶ事ができるんだ。なあ、そうだろう? 君もそう思うだろウーノ? 私はまだ"死んで"いるんだ。まだつまらない。まだまだ足りない。宴までは少し準備の時間が要る。ま、手始めにこれぐらいの余興は用意しないとオーディエンスを退屈させてしまうからね。あぁ、それいけない。実にいけないね。神殿騎士団にもプロジェクトFの子にもほら、楽しんでいってもらわないとね?」


                   ◆


 大剣に触れた瞬間、突如として背後に召喚魔法陣が出現し、そこから巨大な影が出現する。凄まじい速度で"ナニカ"が振るわれウィルフレッドを背後から切り裂こうとする。

「おぉっと」

 だがウィルフレッドは握った逆手大剣を軸に全身を持ち上げ、更にその力で振るわれた"ナニカ"を飛び越すようにして着地する。その状態から一気になのはの横まで跳躍すると逆手大剣と銃を構えなおす。

「アクセルシューター!」

 ウィルフレッドと入れ替わりでなのはの攻撃が放たれる。優秀な誘導性を持った魔力弾は八方から煙の中の巨大な影に襲い掛かる。命中した、そう思った瞬間には魔力弾が消滅する。

「AMF……って事はガジェット? でも何で一体だけ……」

 そう呟き相手を確信したなのはの前に煙が晴れ始め、煙の中に隠れていた巨大な影の姿が露わになる。

 それは全長二メートル半のロボットだった。

 ただ、ガジェットとは全く違い、そのフォルムは人間を模した物だった。二本の腕に二本の足で立ち、そして右手にはウィルフレッドを襲ったと思われる実体剣を持っている。全体的に鎧を着た騎士をイメージさせる姿のロボットはウィルフレッドの逆手大剣に劣らぬ大きさを持つ騎士剣を握り、それを構える。

「フェイトちゃんの方にも現れたよ。……ウィルさん?」

「……クソ、何て物を使いやがる外道が!」

 冷静に対処しようとするなのはとは裏腹に、ウィルフレッドは普段全く見せないような激情を表していた。今にでもその製作者を殺しそうな、そんな勢いを押さえ込んでいる姿があった。

「……ウィルさん?」

「……いいか、なのはちゃん。良く聞けよ? ―――アレはベルカ統一戦争時代の遺物の様なもんだ」

 静かに告げるウィルフレッドの声になのはが頭を振るう。

「姿や機能は結構違うだろうが、アレを文献で確認したことがある。自立型兵器で高性能なAIを持って自己判断して動くようになっている。突発的な行動にも対処し、自動で敵を殲滅するように作られた兵器……それがこいつだ」

 淡々と告げられる相手の情報に頷き、ウィルフレッドが告げる次の言葉に言葉をなくす。

「アイツの材料は―――人間だ」
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