陳情の先を行く部屋

基本的に二次創作を公開しているブログです。楽しく読んでいただければ幸いです。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

第八話 神々の黄昏とは



 ―――その光景を言葉として表現するのであれば、『悪夢』としか言いようがなかった。

「なっ……あ……」

「なに……これ……」

 飛翔の首飾りを使用して帰ってきた玖楼とサティアの目の前に広がっていた光景は、大量の家がボロボロに破壊され道路は虫食いのような大穴がそこらかしこに開き、そして今も尚巨大な蛇のような生物に蹂躙されている北華鏡の集落の姿だった。辺りでは悲鳴と怒号が飛び交い、多くの人々が逃げ惑う姿が見えた。それを見た玖楼とサティアの行動は素早かった。

「サティア、あのクソ爬虫類は自分が殺る!村人を……!」

「任せて!」

 サティアが村人へと向かうのを見ると、自分も即座に蛇の化け物へと向けて足を速める。村の奥、教会の近くで何かと戦うように暴れまわる化け物の姿が見える。その傍で跳ねる様に様に飛び回り、剣を振るう見知った姿が見えてくる。騎士の服装に防御を中心とした動き、フェヴだ。

 地を蹴る速度をさらに上げながら剣を抜き、もう片手を道具袋の中に入れる。走りながら取り出すのは小さな石。だがその石はただの石ではなく、闘気石と呼ばれる闘気の回復用の道具であり砕くことによって使用者に闘気を与え、再び闘気を使用しての戦闘を許す闘気しか使えない玖楼の戦闘におけるライフラインである。

 すばやく闘気石を砕くとほぼ空になっていた闘気が玖楼の中にあふれ出し始める。小さい闘気石ではあったが、それでも常人よりは闘気の総量が低い玖楼には十分の回復量であった。ダメージらしいダメージは自分には存在しない。だからこそ、地を蹴る足にさらに力を入れ、体を加速させる。

 肉が鉄に中る様な音がする。

 目を凝らしよく見ればフェヴの体には無数の生傷が刻まれているのがよくわかる。その様子からして本人が決定打を打ち込めずにしばらくの間戦っていたことがわかる。装備はまだ大丈夫そうだが、フェヴ自身は回復する暇もなかったのだろう。足に闘気を込めながらも、剣に闘気を込め剣を化け物とフェヴの間に投げつける。

「!」「―――ッ!?」

 剣が突き刺さった大地が爆発を起こし小規模なクレーターを生むが、フェヴと化け物の間に距離を作る。そのまま真っ直ぐ、横へ回転しながら飛び込み化け物の横へと到達すると同時に蹴りを放つ。

「エクスプロォォォジョンッ!!」

 横から蹴り穿たれた化け物の体が闘気の爆発と共に横へ大きく飛ばされる。

 ―――っちぃ、まるでゴムで出来たダンプカーを蹴り飛ばすような感覚だ……!

 蹴り飛ばしたモノの感触、重量からして、実際に蹴った経験はないがそんな感じだと表現する。土煙を上げながら横転する姿を確認するまでもなく剣を地面から引き抜くと道具袋から治療の水・小を取り出し、それをフェヴに振り掛ける。近くからすれば満身創痍だったとわかる姿も傷が治って行き、疲れが溜まっていた体から疲労が抜けてゆくのが目に見えてわかる。

「クロウ!助かった!」

「礼はいらない!あ、やっぱ欲しい。でもそれよりアレは何だ!」

 土煙の中から化け物がのそりと、起き上がり玖楼の方を見る。今になって玖楼はやっとその姿を把握した。蛇と表現したが、顔があるべき場所には巨大な口しかなく、ぎっしりと詰められた鋭い歯はおそらくだが肉を裂くためのものであろう。全体的に黒い体であり、小さな家一軒ほどありそうなその巨体から繰り出される体当たりも殺人的な威力を誇るだろう。

 結論:存在そのものが害悪。

「アレは召喚されたんだ」

 フェヴが自身に活を入れなおし盾を前面に出すように構える。完全に回復できたかどうかはわからないが、それでも今のフェヴは戦えるというのは確実にわかる。

「召喚? っつーことはこの騒ぎを始めやがったクソ野郎がいるってことだな……!」」

 普段ならもう少し言葉遣いに気を使うところではあるが、流石の玖楼もこの恐々には怒りで滾っていた。なによりもこの悲劇を生み出した者が、人間が存在すると言う話だ。怒らない訳がない。

「えぇ、確かあの怪物は『野鎚』と呼ばれてました!」

「『野鎚』だと?!」

 それはこの世界のではなく―――完全に自分の世界の空想の化け物じゃないか。

「ッ、来ます!」

 そう思うのも束の間。玖楼の思考はすぐさまで中断され、名前だけ分かったのは僥倖と捉え剣を構える。今やるべきことは怒りを燃料として燃やし、目の前の化け物を打倒し、この村を救うことだ。その為には一秒でも早く、あの化け物を切り倒さないといけない。

「行くぞっ!」

「行きます!」


                   ●


 野鎚がその巨体には合わぬ速さで玖楼とフェヴへと向けて突進してくる。それをフェヴと玖楼がバラバラに別れ、その間を通すように回避する。だがその先で突進した野鎚が頭から教会へと突っ込み教会を大破させる。そのことにフェヴが怒りを向ける。

「神の家に何て事を!」

「口あける前に手を動かせッ!」

 玖楼の剣に闘気が乗り、それが斬撃と共に放たれる。玖楼の放たれた技≪身妖舞≫が高速で飛来し野鎚の体に一線の傷を生み出し、そこから赤い血液があふれ出す。予想ほどのダメージがないことに玖楼が内心舌打ちすると、フェヴの方から光が発せられ玖楼を包み込む。

「≪防護の光盾≫!」

「ありがたい!」

 ≪防護の光盾≫、受けたものの打たれ強ささを大幅に強化する神聖魔法でも低ランクながら簡単に覚えられ、多くのマーズテリア騎士が重宝する魔法だ。それを受け玖楼頭の中で少しだけなら無茶が聞くと判断し前へと出る。フェヴはその様子を見ながらも再び詠唱へと戻る。

「っらぁ!」

 前へと踏み出しながら愛剣のパラディウムを振るう。素早く振るわれた剣が綺麗な弧を描きながら切り裂き傷を増やす。だがその程度のダメージではまだまだ平気なのか野鎚は方向転換と攻撃を含めた全身のなぎ払いを行う。それを玖楼は大きく後ろへ飛び下がりながら回避すると再びパラディムに闘気を注ぐ。

「身妖舞!」

 叫ぶようにして発した一撃がゴムの様な弾力性を持った野鎚の体に引き込まれ切り裂く。目もない口だけの顔を玖楼へと向けると大きく口を開き玖楼を威嚇するように叫び声を発す。

「旋回自体はそんな早くない……スピードがあるのは直線だけか!」

 そうあたりをつけると同時に野鎚の直線に立たないように横へと回り込む。フェヴの方も防護を自分にかけ終わったのか、玖楼の発言が聞こえての行動を取り始める。

 ―――即ち玖楼とは逆側に回り込むことだ。

 素早く接近すると野鎚の体に切りかかりながらその体に飛び上がる。

「しっかり味わえよッ!」

 未だに木精退治の時の強化魔法の効果が残っているのか、玖楼の体には力が漲っていた。パラディウムを力任せに乗り移った野鎚の背に突き刺すと、パラディウムを突き刺したままそれを頭頂部目掛けて引っ張り出す。

「おおおおおぉぉぉぉおおおおおぉぉあああああ!!!!!」

 雄たけびを上げながら剣を引っ張り、頭頂部まで到着したところで剣を引き抜きつつ足に闘気を込め前転するように遠心力をつけると、それを迷いなく自分の敵の頭上へと振り落とした。

「エクスプロージョンッ!」

「グ■ッォ■■■!!!」

 獣めいた声で鳴く野鎚の声が響く。流石にこれは効くのか野鎚の頭が勢い良く大地へと打ち付けられ、その巨体が苦しそうに呻く。フェヴもこの隙を逃すわけなく、即座に近寄ると剣で野鎚の体を切り裂き始める。我流の玖楼の剣技とは違い、ちゃんとした訓練を受けているフェヴの剣技は一つ一つの動きが隙なく連動している。その綺麗な動きに若干嫉妬しつつも玖楼も我流で生み出した一番実践的な動きを使い、倒れた野鎚を切り裂く。

「グオオオオオォォォォォ!!!!!」

「がぁ」「くっ」

 咆哮を挙げた野鎚の体が突如跳ねるように周囲をなぎ払う。攻撃の最中だった玖楼とフェヴも避けきれずその旋回する巨体からの攻撃を受けて大きく吹き飛ぶ。だがそのままでは気が済まないようで、素早く玖楼の方へと向くと巨体を数メートル中から飛ばしながら玖楼へと飛びかかる。

「おいおい、マジかよっ!」

「玖楼!」

「避けるに決まってるだろうがぁ!」

 地面を力の限り蹴り飛ばし横へと体を飛ばすとほんの一瞬前まで立っていた場所を巨体が通り過ぎる。防御をすることを選んでいれば間違いなく野鎚の鋭い歯の餌食になっていたことを考える背中を嫌な汗が流れる。すぐさま振り返り野鎚を切り裂こうとするが、後ろを降りかえるとそこには野鎚の姿が消えていた。

「なっ?!」

「何もない空間に潜り込むように消えました!」

 玖楼は避けていたために見えなかったことをフェヴが玖楼の横へ場所を移しながら説明する。その説明を受けて玖楼が舌打ちをする。何もない空間へ消えることができると言うのなら、また現れるのも自由なはずだ。突発力が異常に高いあの生物を真正面から相手をするのはかなりの骨だ。だから出来たら横から殴るのがベスト。だがもし『隔離世』に潜ったとされたのならば―――

「動け!」

「っ!」

 フェヴと玖楼が横の地面へと転んだ瞬間、何もない空間から野鎚が玖楼たちに食いつくように姿を現す。ギリギリ避けた玖楼に対し、フェヴは回避が送れたために僅かに腕が攻撃に引っかかり、痛みに顔をゆがめながら転がる。突如現れた野鎚はそのまま現れたように空の仲へと潜り、また消え去る。

「ッチィ、また『隔離世』に潜ったか!」

「隔離世?」

「東方での魔や精霊、妖物が暮らす世界の事だよ!」

 きっちりとリッチから習っていたためにそこらへんの知識に関しては事欠かない。だが幾ら知識があっても対処法まであるとは限らない。

「簡単に言うが、人間は隔離世を見れても潜れない!見れても高位の術者ぐらいだ!」

 そう、リッチやナベリウスと言った魔術専門の、高位の魔術師ぐらいだろう。それを抜けば妖物や魔物と言った生物は割りと自由に行ったりきたりしてるのが腹立たしい。

「だったらどうします? このままでは……!」

「分かってる……考えるんだ……考えろ……手札を再確認しろ……!」

 フェヴと全方位からの攻撃が対応できるように背中を合わせて周りを警戒する。詠唱中に襲われたらひとたまりもないために、フェヴも腕へのダメージを回復せずに警戒したままでいる。見たところ怪我しているのは剣を握る手とは逆側の腕、盾を持った腕だ。攻撃には問題ないが、防御は出来ないだろう。実力を計算するに今まで自分なしでフェヴが戦えていたのは盾を前面に出して守る戦いをしてきたから。

 なら、なるべく次の動きで相手をしとめたい。

 使える手札は―――自分が飛燕剣にオリジナル技、絵札が数枚、まだある程度ある体力に回復アイテム。それに対してフェヴの場合は神聖魔法と治療魔法、あとは騎士としての戦闘技能。足りない。戦力としてはたりなすぎる。戦うには心細すぎるが―――これだけあれば十分だ。

「フェヴ」

 警戒をしたまま背中合わせに警戒するフェヴに声をかける。

「何か思いつきましたか」

「あぁ、『アレ』をやるぞ」

「『アレ』? ……―――『アレ』ってまさか『アレ』ですか?!」

 思わずフェヴが振り返り玖楼の方へと向くが、慌てて背中合わせの警戒状態へと戻る。その声には若干の呆れが感じられるが、同時にどこか苦笑めいたものが感じられる。

「そうだ、お前がまさかと思う『アレ』だ!」

 玖楼が左手を道具袋へと進ませ、必要なものを取り出しそれを握る。それは暗に自分の覚悟は出来ているとの合図。それを見たフェヴがやはり軽くため息を吐くと、体に力を入れて魔力を溜め始める。それは了承の意。

「自分が動きを止めてみせる。……そしたらやるぜ」

「任せて下さい」

 それ以上の言葉は必要ない。必要なのは実行することのみ。故に、全身に活力を漲らせながら、周りに気を張る。全身の神経を集中させ、周りのほんの少しの変化でも感じ取れるように警戒をする。一秒……二秒……三秒と、無言ですごす時間が増えるにつれて緊張感が高まってゆく。

 ……まだか。

 五秒……六秒……七秒。

 ……まだか……。

 八秒……九秒……十秒。

 ……まだか―――。

 瞬間、僅かにだが空気が揺らぐのを感じる。ほんの、ほんの少しの揺らぎだが、それでも冥き途で、隔離世と現世の狭間と言える死にもっとも近い世界で生活していた玖楼は敏感にそれを察知した。それは区間の揺らめき、隔離世と現世が揺らめく瞬間。

「そこかぁぁぁぁあああ!!」

 自分から見て左側へと、口を大きく開けて此方を飲み込まんとする野鎚が現れた方向へと自ら飛び込む。同時にフェヴが後ろへとワンステップバックステップを取り、魔力を高める詠唱を始める。だがその間にも玖楼と野鎚は進む。お互いにほぼ真正面に立つような距離にまで接近すると、玖楼が道具袋から取り出したものを取り出す。

「そんなに食いたいんだったら、食わせてやるよ! 氷乙女の絵札! 放電の絵札!」

 玖楼の左手に握られているもの、それは二枚の絵札である。だが、ただの絵札ではなくナベリウスとリタの魔力が込めてある、低コストで数枚だけ作ることに成功した絵札である。自分が本当にピンチのときだけ使用しろと言われた代物ではあるが、この状況で使用したのなら一切の文句は言われないだろうと思い、それを野鎚の口の中に自分の身よりも早く投げ入れる。投げ入れられた絵札は全部で二枚。それぞれが黄色と青に輝くとそれに秘められた魔力が解放される。

「■■■■■■■■ァァアアア!!!」

 野鎚を内側から轟音と共に超高圧の電流と冷気の波が襲う。絵札には完全には全ての魔力は込められなくても、それでも野鎚を悶絶させその動きを束縛するほどに強力なダメージを与えるには十分なアイテムであった。なによりも、魔力が存在しない玖楼が使ってもダメージを与えている辺りが絵札が優秀な証拠だ。

 悶える野鎚を置いて、バックステップで一気にフェヴの前へまでと下がった玖楼が剣を改めて構えなおす。フェヴもフェヴ自身で詠唱がほぼ完了したのか、最後の詠唱を唱え始める。

「我神の使徒正義と平和を守りし魔の殲滅者―――今ここに神に仇名す愚者に裁きの力を」

 野鎚の下に白い魔方陣が現れそこから発せられる魔力光が野鎚の動きを完全に捉え拘束する。麻痺、凍結による束縛、そして神の光による束縛によって完全に動きを封じられた野鎚はなすすべもなく地面に打ち付けられる。だがこの程度で二人が許すわけもなく、ェヴと玖楼が剣を掲げる。そこに天から細い光が降り立ち剣が輝きだす。

「来た来たぁ! 行くぞぉおお!!」

「行きますっ!!」

 白く輝く剣を前に構え突進するように剣を野鎚に突き刺す。剣が強化されたためか思いのほか深く刺さった剣で引き裂きながら二手に分かれると、お互いに逆側に立ちながらもしっかりと野鎚を真っ直ぐ見つめ剣を構える。

 そのまま野鎚の同体をXの字に切り裂くように剣を振るい野鎚の体を切り抜ける。

 Xの字に斬られた箇所から雨のように血が降り注ぐ。だが声も上げられず、確実に野鎚は絶命した。それだけは確かだった。体はもう動く事無く魔方陣も消失した。残ったのは血溜まりと殺した野鎚の死骸。そう、勝利したのだ。

 剣を振るい剣に付着した血を振り払うと片膝を地面につく。フェヴも同様に今の一撃で体力を使い切ったのか、苦しそうな表情をしながら片膝を地面についていた。軽く乱れた呼吸を何とか整えながらも、道具袋から治療の水を取り出しそれを自分にふりかけた後、同じものをフェヴへと渡す。

「すいません」

「そう思うのなら教会が直ったら使った分だけくれればいいよ」

「いや、それはちょっと……」

「おい」

 くくく、ふふふ、ははは、とそろえて声を上げて笑う。何よりも協力して二人で強敵に打ち勝ったと言う喜びがあった。このまま倒れてサティアが来るまで眠っていたい。そんな考えが頭をよぎった瞬間、すぐさま立ち上がる。まだだ。あんな化け物を召喚した外道がいた。いや、いるはずだ。こんな辺境の農村を襲う意味なんてないはずだ。愉快犯にしてもどこからかこの様子を眺めているに違いない。だから立ち上がる。自分の行動に気づいたフェヴもすぐさま立ち上がる。

「まだ、いるはずだ」

「えぇ。そうです。すぐさま探し出しましょう。クロウならすぐに分かるはずです」

「はぁ?」

「いえ、その者の姿と言うのが―――」

「探す必要はいらんよ」

『何時』いたというのを語るとすれば、そこに『いた』としか表現の出来ようがない登場であった。先ほどまでは存在していた野鎚の死骸は綺麗さっぱり消え去り血溜まりの中央に一人の女が立っていた。黒い着物を着た黒髪長髪の女。その姿はどこかゆったりと、楽にしている感じはするが決して侮れない『何か』を同時に感じることが出来る。

 間違いなくコイツが犯人。そう思わせる『何か』をコイツから感じる。

 すぐさまパラディウムを構えるとフェヴもロングソードを女へと向けて構える。

 全身から汗が噴出すのを自覚する。脳内で警報がガンガン鳴り響いて頭痛がしてくるがそれを押さえつける。目の前にいるこいつは本気になった時のナベリウスやリタと同じ気配がする。つまり、純粋な人間じゃない。そう、明らかに人間じゃない。こんな人間いてたまるか。

「テメェ……一体『何なんだ』よ!」

「その言い方はいささか酷いのではないかの」

「テメェの様な得体の知れないモンはそれで十分だ……!」

「ふ、ふふ、そうか。そうじゃの。確かにその認識は正しい。『正しすぎる』かの」

 瞬間、着物の女から物凄い量の殺意が放たれる。それこそ一瞬、殺されたと幻視できるぐらいには。幸い自分にはあの人外魔境での生活経験がある。だからまだ自分を保っていられる。横へ向くと剣を握ったまま硬直し、体をガクガク揺らすフェヴの姿が目に入る。

「フェヴ!」

「ぁ、あ、か、体の振るえが……」

 詰まらそうな目をフェヴへと女が向ける。それはフェヴには全くの価値がないと語っている。怒りがこみ上げて来るが、それでも体を動かさない。この女が自分の感じるとおりならば、自分のような存在ならば一瞬で塵にも変えられるほどの実力者だ。それだけは確実である。

「―――人の体とは素直よのう? どんなに頭で理解しようと、『本能』がそれを阻止するのではどんなに止めようとしても無駄だよ。主には相対する資格もなかっただけじゃ」

 意識が切れたのかフェヴが剣を握ったまま地面に倒れこむ。動いたら何をされるかが分からないため、駆け寄って支えることも出来ないことに歯がゆく感じる。今は、何も出来ない。

「まぁ、そう警戒する必要はないよ。わしはただお主に会いに来ただけじゃからのう」

「……自分に? アンタみたいな美人には悪いが自分には既に愛し合う恋人がいるんだ。
正直これ以上の美人さんに詰め寄られるのは困るんだが?」

「ふふ、面白いことを言うのう。じゃが安心せい。わしはただ会うて見たかっただけじゃよ」

「自分に?」

 色々ききたいことはある。何故襲った。何故人を食った。何故着物を着ている。何故日本語で話す。この世界にも日本は存在しているのか。だがそんな言葉が届く前に―――

「うむ。神々の黄昏を始める事となった元凶にのう」

 その言葉に凍った。

「神……々……の。たそ、がれ?」

 僅かに搾り出すようにつむがれた言葉ではあったが、それを女は聞こえたのか愉快そうな笑みを浮かべ、笑顔を此方に向けたまま喋りだす。

「うむ。お主の言葉がマリーチの考えを後押しすることになってのう? その結果マリーチが『天』の神々に未来を見せたのじゃ」

「み、らい?」

「うむ。そうじゃ。マリーチには未来視の能力があってのう。その結果『視えて』しまったのじゃ……そのうち人間が信仰を忘れ神々を必要としない時代が来ることを」

 それは確かにそうだ。今は魔法が復旧しているがそれは『信仰』と言う対価の下になっている。魔法は確かに万能の可能性ではあるが、それでもそれは神への信仰を引き換えにしている。特定の神を信仰することによって特定の魔法が使えるこのシステムには一つ大きな欠点が存在する。

 それは、他の魔法が使えないことだ。

 マーズテリアを信仰すればマーズテリアの与える恩恵、神聖魔法と治療魔法が使えるようになる。だがその代わりに他の神を信仰することは許されずに、バリハルトを信仰することで得られる風の魔法は使えない。他の神々にもいえることだが、基本的に信仰が許される神は一柱のみであり、それ以上は許されない。

 つまり魔神か魔人であり、秘印術で自らの力で魔術が使えない限りは、それ以上の魔法の習得は出来ない。

 だが科学の与える恩恵は違う。水の関する神々を信仰しなくても簡単に家から新鮮な水を飲むことが出来たり、火の魔法が使えなくとも夜中、部屋を灯すための蝋燭に火をつける必要もない。科学とはあらゆる所で魔法とも負けぬ劣らぬ利便性を見せるのだ。だからこそ、信仰が薄れても仕方がない。

「だからのう、多くの神々は人間に呆れてしまったのじゃよ―――どうにかしようと考える前にの」

 一呼吸置いて、再び語りだす。

「それでのう、多くの神々があきれ果てる中『天』は複数のグループに分かれたのじゃよ。一つ、今まで通り人間を支え人間と共に生きて行こうとする神々じゃのう。主にマーズテリアやマリーチ、水の巫女と言った神々が有名じゃのう。二つ目は完全に人間に愛想を尽かし人間と関わるのをやめた神々じゃのう。で、最後のが……」

 ニヤ、っと笑みが嫌なものへと変わる。

「わしのように『天』からくだり、人の世で好き勝手しようと考えているものじゃのう。国を作ろうとするものもいれば、人間を根絶やしにしようと考えるやつもおる。思想は様々じゃがどれもかれも自身に素直に、快楽や悦楽のまま、本能のままに行こうとするものじゃのう。魔人と名乗る者もおれば、魔神とも呼ばれる者もおるのう。と、簡単に言うなれば―――わしらが好き勝手に暴れるだけじゃよ。言うなれば主は我々に好き勝手暴れる理由をくれた、そんな所じゃ」

 それこそが神々の黄昏の内容。名称自体はかなり物々しいがその内容はとてつもなく簡単で、『天』から降りてきた神々が好き勝手するだけ。ただそれだけの事であるが、ただそれだけにとてつもなく最悪だった。

 想像しろ。

 もし、降りてきた神が目の前の女のように虐殺を好んだら?

 その考えに一気に肝が冷えてゆく。自分がマリーチに対して言ったことの意味がやっと分かった。安易な言葉で、考えずに簡単な言葉を使ってマリーチへ薄っぺらい希望を与えたのだ。その薄っぺらい言葉が原因でこの目の前の女が降りてきたのだ。自分が原因でこの女はこの村を襲ったのだ。何もなかったが、平和で優しく、本当に何もないこの村を……襲ったのだ。

 その責任は何処にある……?

「ぐっ、う」

 そこへ考えが至って一気に吐き気を催す。だがそれを目の前の女に悟られないためにも一線で踏ん張り、飲み込む。目の前の女が自分に会いに来た。たったそれだけの理由で『ついでに』村を襲ったのだ。そんな愉快犯が、落胆するような、興ざめするような行動を見せたらどうする?

「ふむ……存外普通だったのう。マリーチがこれになにを見出したのか分からぬが、わしには分からぬのう」

 未だ頭の中を先ほどの情報がグルグルと笑みそうするように彷徨っている。上手く女の言葉が頭へ入ってこない。自分の責任。自分のせいで村が襲われた。マリーチを知っている。マリーチの引き金。マリーチは友達。力が足りない。神々の黄昏。神々は人を守るもの。神々は敵。女は強い。女が暴れる。

 グルグルグルグルとひたすら言葉が残響するように頭の中で響き続ける。段々とだが耳鳴りするほどに頭が思考で痛くなってゆく。

 だが次の言葉でその全てが吹き飛ぶ。

「―――ふむ。まぁ、分からぬが問題なかろう。適当に食い荒らして帰るとするかのう」

 食い荒らす?誰を?村人を?サティアを?

『私が玖楼の居場所になるから―――』

 残響する罪悪感などよりも、それが心へと響く。その声を、言葉を覚えてるのなら、それで十分。

「おおおおぉぉぉぉぉぉあああああああああぁぁぁぁあああ!!!!」

 咆哮。天に向かいあらん限りの力で腹の底から全てを吐き出すように声を出す。その様子に驚いたのか女が驚いた表情を浮かべ、そして珍しいものを見たと言わんばかりの表情で見てくる。

 だがそんなことは関係ない。

 やらせない。やらせはなしない。

 右手に握る剣の感触を確かめながらも体に活力を漲らせる。今までにないほど全身には力で漲っている。だがこれは別に秘めたる力があったわけでも、特別な力がひょんなところで覚醒したご都合主義でもなんでもない。

「やらせるか、やらせるかよ!」

「ほぅ、戦うつもりかの?まぁ、よい。これもまたよい余興だのう」

 そう、これ自体は誰にでもある力。ただ誰も使おうとしない類の力。

「―――生命良くを力に変えて戦う、確か≪戦咆≫と言われる技術だったの」

 体を軽い虚脱感を襲うが、それを体に漲るほどあふれている闘気で誤魔化す。今だけはこの力に身を流す。普段なら数発撃てたところで切れてしまう闘気も、この瞬間だけなら何発打ち込んでも切れる気がしない。……だがその代わり、一撃でも衝撃受ければ二度と立つことはできないだろう。

「やらせねぇ……絶対にやらせねぇ……!」

「よいよい、それでこそ人であろうよ」

 剣を握り締め、全力で前へと飛び出す。

 相手が神? 知ったことか。

 実力の差? 関係ない。

 一撃でもくらえばそれで死ぬかもしれない?そんなのは承知だ。


           そんなことよりも、彼女を失う方が何倍も怖い―――


「ぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 獣のような咆哮を挙げながら、剣に全力の闘気を漲らせ、前進する。一撃。たった一撃だけでいい。一撃、それだけでもいいからこのクソ女に一撃をぶち込みたい。心がそう叫ぶ。だから走りながら剣を振るう。剣から発せられた斬撃が女へと放たれ、それを片手で握りつぶされる。

「ふむ、珍しいものを見たのう」

 やはり、と思うと同時にそれでもまだ諦めたくない、認めたくない自分がいることを認識する。明らかにリタやナベリウスクラスに論外な生き物だが、傷つかないわけではない。だから一歩一歩踏み出す。今は届かなくても数秒後には届くと信じて、踏み出す。

 斬、一撃の身妖舞に込められる最大の闘気を込めて斬撃が飛ばされる。大地を抉り飛翔するその斬撃も、ただ立っているだけの女は無造作にそれを掌で弾き、霧散させる。結果は見えていても攻撃は止められない。接近しつつ連続で身妖舞を放てるだけ放つ。連続としてはなった斬撃の対価に腕が熱を持ち痛みが響く。だがその痛みも目の前の女を殺すこと、ただそれだけのために無視して進む。

「かかってくるがよいよ」

「っっらぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!」

 まともな言葉を発していない自覚はある。だがこの劇場を感情のままに発さないと頭がおかしくなりそう。それだけは感情でたぎっている脳でも理解はできた。激情に任せたままの剣を女に振るう。それを風に揺れる柳の如く避けると、詰まらそうな視線を此方へと向けてくる。

「なんじゃこの太刀筋は。先程の野鎚を相手していた時の方がまだ見られたぞ」

 ―――んな事は分かっている!

 空振りした剣の動きをそのまま、あらん限りの闘気を足へと込めながらそのまま回転蹴りへと移す。最初の一撃は最初から外しての狙い。むしろ外すことを前提に放つ。必要なのは二撃目を確実に当てること。身妖舞も今の一撃も全ては足からの一撃を思考から外すことが目的。

「エクスプロォォォォォジョォオオオオンッ!!!」

 零距離から放たれた回転蹴りが遠心力を受けて加速された速度を持って女へと命中する。今までにないほどの轟音と爆発音を発しながら中った蹴りは女を大きく吹き飛ばすだけではなく、同時に玖楼の存在も大きく吹き飛ばす。間違いなく人生最大最高の一撃。フェヴとの連携の時よりも威力は出たはず。

 だが、何事にも代償はつく。

 吹き飛ばされた衝撃により地面に打ち付けられ、それによって玖楼にあふれていた闘気が霧散すると同時に、今のダメージが完全に最後の体力を奪って玖楼の体から自由を奪う。うつ伏せに、顔だけ女の方を向けるようにすると、小さく笑う。

「は、はは、どーよ。心は、熱く、頭は、冷静に、ってやつさ」

 蹴りの感触からして確実に一撃は入ったと確信する。これで一時行動不能に出来ればよし、もしくは村人が村から逃げるだけの時間を稼げればそれでいいと考える。

 倒せるとは、決して思ってもいない。

 何よりナベリウスやリタ、リッチやマクレガー、そしてマリーチ。彼らを人間と区別するのは圧倒的な力。人間では絶対に届かない、倒しようのない圧倒的な絶望の塊。だから倒せるとは思えないし希望もしない。だから自分は捨て駒。サティアだけでも逃げてくれればそれでいい。彼女は自分の心を守ってくれた。あの一言だけで自分の心は完全に救われていた。だから守る。そのためなら自分の死を厭わない。

 だから、女が吹き飛ばされた土煙の中から無傷で出てきたときは絶望が身を包むよりも早く、あぁ、やっぱり。そんな考えが頭をよぎるのは早かった。そして同時に自分の行動がいかに無駄だったかを悟る。やっぱりその強さは届きようもないほどに遠く揺るがず…………常識から外れていると。

「ちく、しょう……」

 分かっていた結果でも、やはり悔しさは残る。だからと言って涙を流すような恥はしない。

「主は良くがんばったよ。その程度の力でようがんばったよ」

 その『程度』。人が築き上げた努力をその『程度』と片付ける傲慢。

 だが、玖楼は何も言い返せない。ただただ悔しさで自らの唇をかむ。強くかみ締めた唇から血が流れるが、それを無視して唇をかむ。ただ、何も出来ない歯がゆさを感じながら迫ってくる女の姿を見る。流石に服までは無事とは行かず、来ていた着物はボロボロになり大きく肌蹴ていた。冷静なときに見ればかなり『そそる』姿ではあろうが、そんなことを考える余裕は玖楼にはなかった。

 玖楼の前まで来ると、女が片手を上げる。その手の中にはゲートボールスティックにも似た、瀟洒な銀色の鎚が握られていた。すぐさまそれがその女の武器だと理解すると、相手が自分にトドメをさす気だというのが分かった。

「何か言い残すことはないか?」

「先に地獄で待ってるぞクソ女」

 そう、女を見上げながら吐きだす。

「悪いのう。わしが堕ちる先は地獄ではなく煉獄じゃろうから、待ってても無駄じゃろうよ」

 迫ってくる鎚。それを玖楼は防ぐことは出来ない。だから目を閉じ、サティアの無事だけを案じ迫る時を待った。一秒二秒とすぎてゆく中、目を閉じた玖楼へとその鎚は振り落とされなかった。何事か、そう思い閉じた目を開いた先に。

 そこに彼女はいた。

 見間違えるはずもない。赤い髪。青と白のツートンの服装。髪を隠すように被る帽子。その姿、匂い、仕草、声、その全てを忘れるはずがない。

「サティ、ア……?」

 玖楼へと振り下ろされるべきだった鎚は横からサティアの腕によってつかまれ、完全に振り下ろされることはなかった。サティアによって完全に固定されているのか、鎚は完全に動く事無く微動だにせずいた。いきなりの登場に玖楼が驚く中女の方も相当驚いたようでいた。

「……まさかこんな辺境でこんな者に会えるとはのう―――正義と裁きの古神アストライア?」

 今度こそ、玖楼の脳が理解することを拒否した。


                   ●


「貴女には関係のないことよ」

「それはそうじゃろう。わしとて別に古神に興味がないからのう」

「だったら今すぐ帰っていただければ嬉しいのだけれど?」

「それはいかんよ。『ソレ』はわしが負かしたんじゃ。わしが生かそうとも殺そうともわしの自由じゃろ」

「玖楼は貴女のものじゃないわ。玖楼を傷つけると言うのなら―――」

「許さぬか?殺生を禁じ剣を握ることを封じた女神になにができる」

「盾になる程度は出来るわ」

「その程度の力でかのう?三神戦争で敗れて信仰を多く失って、それでも守るというのか?」

「えぇ、彼を守るわ」

「何じゃ、その男に惚れでもしたのか?」

「それがいけないかしら?」

「―――ふむ。それを聞いたら余計に殺したくなってきたのう」

「……貴女」

 やっと脳が理解し始めたのか玖楼にも会話の意味が入り始めてくる。つまりサティアはアストライアと言う古神。であり、ずっとその正体を自分へと隠していたこと。それ自体に問題はない。古神は存在が悪ではないことを自分は知っている。だから問題はないのだ。秘密にされていたことだって許す。恐れるのは誰にだってある感情だ。それは仕方がないことだ。

 だがそんなことよりも、

「サティア……逃げ、ろ……!」

 女の話を聞く限りサティアでは確実に勝てない。それでも自分を守ろうと、女に対抗している。剣を封じ殺生も禁じられた戦い。勝敗は戦う前からして決定している。だからこそ、

「逃げ……て、くれ……!」

 懇願するように声を出す。段々と意識がかすんでゆくのを感じる。唇をさらに強く噛み、痛みで自我を持たせる。だがそれも永遠に続くわけではない。早くサティアを、サティアだけでも逃がさないといけない。その意識だけが今の、自分の原動力。

 だがサティアは動かない。

 鎚が消え、女が数歩後ろへ下がるとサティアが玖楼の前に立つ。

「……ふむ、どうしても邪魔をするんじゃの?」

「……玖楼は私の大事な人。絶対に、これ以上傷つけはさせないわ」

 睨むような視線を女へと向ける。だがその視線にひるむ様子もなく女はただ一度ため息を吐くと、小さな声で仕方がないと呟き、右手を持ち上げる。

「なら、二人共々仲良く喰ろうとくれるわ」

 瞬間、世界が黒く染まった。曇っていた空が黒く塗りつぶされ、大地も黒く染まる。全ての方向全ての角度、見える限りの闇が広がる。ただ女とサティアと玖楼。その三人を抜いて闇が広がる。それを認識した途端、サティアが玖楼を庇う様にに胸の中へと抱き込む。サティアの背の向こうから玖楼には見えた。

 世界を埋め尽くす野鎚の口だけの世界が。

「まぁ、それなりに面白い余興ではあったよ。神と人が結ばれるなんて話もいい酒の肴になるじゃろう」

 サティアには攻撃する手段がない。

 玖楼には戦う力がない。

 二人を囲み、襲うのは百をも超える野鎚の大軍。フェヴと玖楼が苦労し、やっと倒した野鎚の大群。玖楼とサティアにはこの戦局をひっくり返す術なぞ存在しない。だからこそ、この先に待ち受けるのは必然的に―――

 ―――死。終焉。終わりのみ。

ご都合主義なんと言うものは世の中には存在しない。だから、この終わりは絶対不可避。それが『普通』の認識だろう。そう、それは『普通』であるならと言う場合の結果のみ。生憎、黒川玖楼という一人の青年の人生は、あまりにも『普通』からは逸脱していた。否、しすぎていたのだ。

「―――…玖楼を……………殺すの……………絶対許さない…」

 どこか聞きなれた声が聞こえた所で、玖楼の意識は完全に闇の底へ落ちた。


名前:アストライア?
レベル:219
称号:正義と裁きの古神?
主武器:戦意喪失の投石紐
予備1:なし
予備2:なし
防具:麻の衣服
装備:なし
戦闘スキル:
魔術・戦意―――RankA
魔術・強化―――RankC
魔術・治癒―――RankA
魔術・召還―――RankB

HP:460/460
MP:150/150
TP:60/60
FS:50/100
攻撃力:79
攻撃回数:5
防御力:69
防御回数:10
魔法攻撃:126
魔法防御:80
肉体速度:13
精神速度:19
攻撃属性:万能
防御属性:神格+

発動スキル:
MP再生Ⅲ―――戦闘時は一定フレーム毎に、移動時は一定歩数毎にMPが回復する。
賢者の魔力Ⅲ―――消費MPが10%軽減。習得レベルで軽減量が高くなる。
神力遮断Ⅲ―――神の力が遮られ、能力全般が25%低下。
玖楼が大好き―――戦闘メンバーに『玖楼』がいる場合、攻撃力と防御力が10%上昇する。
神格の守護者Ⅳ―――防具の属性に左右されず、常に『神格+』の防御属性になる。



名前:黒い着物の女
レベル:387
称号:野鎚を従える災厄
主武器:崩壊の鐘を鳴らすもの
予備1:なし
予備2:なし
防具:着物
装備:なし
戦闘スキル:
魔術・召還―――RankS
鎚―――RankM

HP:3867/3890
MP:870/870
TP:640/640
FS:50/100
攻撃力:792
攻撃回数:90
防御力:399
防御回数:70
魔法攻撃:826
魔法防御:710
肉体速度:60
精神速度:60
攻撃属性:万能
防御属性:神格+

発動スキル:
TP再生Ⅳ―――戦闘時は一定フレーム毎に、移動時は一定歩数毎にTPが回復する。
MP再生Ⅳ―――戦闘時は一定フレーム毎に、移動時は一定歩数毎にMPが回復する。
賢者の魔力Ⅳ―――消費MPが10%軽減。習得レベルで軽減量が高くなる。
神格の守護者Ⅳ―――防具の属性に左右されず、常に『神格+』の防御属性になる。
オーバーキル―――攻撃時に常に発動し、ダメージMAX桁が一桁上昇。
スポンサーサイト

| 神殺しで戦女神な物語 | 13:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://tenzodogeza.blog.fc2.com/tb.php/13-7220c7cc

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。