陳情の先を行く部屋

基本的に二次創作を公開しているブログです。楽しく読んでいただければ幸いです。

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人生順調な感じです



 どうも”俺”です。最近レベルが上がってきてちょっと調子に乗っている感じの俺です。超ブラック組織”ファントムソサイエティ”が殺す勢いで仕事を回してくるので朝、昼、晩と異界に潜ったり仕事をしたりしながら、悪魔の調教や奴隷の調教をしています。この業界へ踏み込んでまだ一か月しか経過していませんが、

 もう、なんつーか慣れた。

 異界に潜った時に待遇に関して話したらキチガイを見るような目で見られたどうやら俺のデスマーチペースは異常らしい。これは会社の期待の応えちゃった結果なのだろうか。でもこの前納金した時にあったマヨーネ様がステータスはどう? と聞かれたので、

レベル23
職業:デビルサマナー
力  5
知恵 5
魔力 5
耐久 5
速さ 23
運  5

 COMPに表示されているステータスを見たらやはりキチガイ扱いされた。なぜだ。何が悪い。サマナーって前線出たら死ぬ確率が上がって危ないじゃないか。基本的には速度を上げて後方から銃で援護したりアナライズするのが仕事だよね?

 そう聞いたら普通は生存率を上げるために耐久優先するものだと言われたらしい。

 えっ。

 と、そんなアイデンティティーの危機的な何かを迎えながらも、デビルサマナー兼調教師としての生活は続く。レベルやステータスに気を使うだけではなく、何が得意だとか、どんな耐性を持っているとか、そんな事を勉強し始めやっと初心者サマナー卒業となっている俺はそれなりにお金にも余裕が出てくる。その半分が組織への納金で消えたりするのだが、余ったお金でデザートイーグルとか漫画でしか見た事のない銃や防具、服を買ったりして人生もだいぶ充実してきた。

 この前もタルタロスって所を探索してくれるのならその代わりに奴隷を一人あげるよ、と言われて主人公子って美少女ペルソナ使いを仲間に入れた。どうやらベルベットルームという場所に入り込んでペルソナの付け替えができるワイルドって能力の持ち主らしいけど、正直ペルソナは全くわからないので勝手にやらせている。

 だが、まあ、パーティーもだいぶ固まってきた感じだ。レベルも大体20前後。前衛をピクシー、オニ、二尾のチェイフェイが抑え、後衛を俺、公子、そして造魔のリリアちゃんが入る。今のところピクシー先輩のジオンガ(稲妻の様に早いふりっかー)が一番の火力を打ち出していてもう一人の物理アタッカーであるオニが半泣き状態である。というかあのオニ、趣味がお裁縫と料理って時点で何かがおかしい。

 少し前は闘技場で救世主を名乗る男をアッー! してたが、オニとはイロモノが集まる種族なのだろうか。ともあれ、最近のサマナー生活は非常に充実している。可愛い奴隷たちとキャッキャウフフな生活がある。最近売り飛ばす事よりも一緒に食堂でアルバイトしている方が収入が安定していることも解った。もう戦いなんて必要ないんじゃないかなぁ、等と思っている時に仕事が転がり込んできた。

 七姉妹学園の教師からの依頼だった。


                           ●


「あなたもデビルサマナーなら何とかしてよ!?」

 そう言われたのでいきなり現れたラタトスクとナイトメアの頭を打ち抜いたらこいつなんてことをしやがった顔をしやがる。解せぬ。お前は俺に悪魔を排除して欲しかったのではないのか。

「……最近ジョーカー様って怪しい儀式が流行ってるのよ」

 スルーですか。いや、まあ、もういいです。

 と、依頼者である女教師がこのジョーカー様なる儀式について説明して、そのせいでこの七姉妹学園が呪われていることを説明する。噂の実現。願いを叶える存在。マヨーネ様に報告すれば褒めてもらえるのだろうか。

 あ、いや、でも、正直マヨーネ様タイプじゃないからなあ……。

『サマナー、そこ、若干論点が違います』

 COMPから聞こえる小声に我を取り戻し、

「ねぇ、悪魔が人の願いを叶えるのって普通なのかしら?」

 ふつうなんじゃね? 基本的に悪魔って存在は対価さえ払えば契約をしてくれるんだし。まぁ、最近は戦闘ばかりではなくエロ方面にもその欲望が流れてますけどね!

「そ、そう……大丈夫かしら……」

 おい、本人の前で言うなと言いたくなるが、仮にも依頼主なので我慢する。どうやら今回の件、校長が関わっているらしく校長に話してみればいいとの事。ここは本来お前が行け、と言いたくなるが、レベル5の人間とレベル1の人間には天と地ほどの差がある。もし校長なる人物がラタトスクやナイトメア級の能力を持っているのだとすれば、一般人に打倒は無理な話だろう。

 先に悪魔の存在する校舎の中へ一人で突っ込んで行く依頼人の姿を見ていると本当にこの事件俺が必要なのか疑問に思えてくる。だが依頼は依頼で、この一軒の解決だけで数十万の報酬が約束されている。個人ではなく組織を通しての依頼なので断れるわけでもない。

 溜息を吐きながらCOMPを作動させる。中に入っているのは今、ここに現れている悪魔と比べればはるかにレベルの高い悪魔たちだ。万が一にも後れを取ることはないだろう。

「ビンビン欲を感じるわぁ……コン」

 ロリで仮面をかぶった狐のチェイフェイ。常識枠の皮をかぶった主犯。

「さ、サマナー……家帰ってエプロン作りません?」

 オニ。赤い。デカイ。そしてナヨい。仕事しろ仕事。

「今日こそ私の拳は光の壁を越えて見せる……!」

 うっす!ピクシー先輩今日も拳のキレがすごいっすね! ところで今日も力全ふりっすか?

「マスター、今日は何をデストロイすればいいのでしょうか」

 オメーの技全部支援と回復だから! 物理も攻撃魔法もねーから! おめー攻撃スキルねーから!

「あの、サマナー? 胃薬飲みます……?」

 ハトホルだけが心の癒しだ……! ありがとう、ありがとう、ありがとう……!

 ちなみに戦いになるとこの中で真っ先に全線で殴りに出るのがピクシーとリリアちゃんです。チェーフェイちゃんは攻撃よりも先に補助かけます。オニはまず最初に勝手に防御します。俺の言う事を聞いているようで聞いてくれません。俺サマナーなのに。

 解せぬ。
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| 短編 | 19:52 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ピクシー先輩ってば殴りメイン…そんなところも素敵です(ポッ
リリアちゃんは何しててもキュートに見える不思議。いや不思議じゃないか。当然だな。リリアちゃんの可愛さは異常。

というかネタにあふれてやガル……。

| ろくぞー | 2012/08/23 20:40 | URL |















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