陳情の先を行く部屋

基本的に二次創作を公開しているブログです。楽しく読んでいただければ幸いです。

2012年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年12月

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冬の日常 ―――マッドネス・フェアリーズ

推奨BGM:Mein Kampf
*1推奨BGM:Dies irae ”Mephistopheles”


 途中で食事休憩などを挟んだが、イザークそしてアンナとのアルン巡りは気づけば夜にまで及んでいた。ここまで長くアルンに留まる予定もなかったが、やはりALOの街は現実の近代都市並にデカイ。隅から隅までを探検するつもりでいるとそれなりに時間がかかって、今の様な状況に陥る可能性が高い。まあ、今回は一日中遊ぶ予定だったのでもうこれでいいんではないかと思っている。夕食もリアルで食べ終わってきたし。今日だけはALO内クロックが現実のそれと連動されている。その理由はシンプルで、

 クリスマスイベントだ。

 今のALOはホワイトクリスマスを演出するために雪が降っている。そして空が暗くなったところで、クリスマスツリー風にデコレーションされていた世界樹がライトアップされ、ALOがいつもとはまた違う形で幻想的な雰囲気を放っている。この演出の為に今日だけはゲームクロックを合わせているらしい。GMも中々面白い事をすると思うが、この発想が本当にあの二人から生まれたかどうかは怪しい。おそらく謎の第三のGMか、マルグリットの発想としか思えない。あの男二人には絶対に無理だ。発案したと言っても絶対信じない。絶対にだ。

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| 断頭の剣鬼 | 11:25 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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またまた貰いましたぁー!

 また知り合いというか友人に話の流れで絵を描いてもらいました。今回は何と珍しくマスコットのアスアスだけではなく、本編で主人公やっている明広までが書かれている絵ですよ!

 絵を見るには続きをクリック!

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| 貰い物 | 20:01 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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冬の日常 ―――ウォーキング・ダウン・ザ・ストリート

推奨BGM:Mein Kampf


 ユグドラシルシティからアルンの方へと移動する。首都機能は確かにユグドラシルシティへと移動したが、未だにアルンは人口量においては最高である事実に変わりはない。露店でアイテムを探す時や、少しコアなプレイヤーはユグドラシルシティよりはアルンを回った方が色々と面白いものが見れる。確かに新しい街に惹かれるプレイヤーは多い。だが、古参プレイヤーと言うのは新しい街に行っても結局のところは古巣に戻って活動する事が多い。だから歩いて街を見るのであればユグドラシルシティよりも、螺旋状に出来上がっているアルンを歩いた方が楽しい。

 なによりも、今のアルンはユグドラシルシティ同様、クリスマスデコレーションが施されている。

 街のそこらかしこには雪だるまが設置されており、歩き出せば足元で雪を踏む音がザク、っと鳴る。ユグドラシルシティは雲の上に存在するため、雪や雨といった天気の変動がほとんど発生しないのだ。特殊なアイテムか一部のイベントの時のみ、特別に天候を反映しているらしい。今夜のイベントはどうやら雪を降らせる、という噂は聞いている。

 ともあれ、こうやって雪の白に染まり、クリスマスを象徴する赤と緑色に染まった街を見るだけでもかなり楽しい。アルンに到着してから周りを歩くプレイヤー達も、変わっている街の様子にかなり興奮している様子だった。

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| 断頭の剣鬼 | 08:55 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

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冬の日常 ―――メリー・クリスマス

推奨BGM:Burlesque


「メリークリスマス木綿季」

「おはよう。そして、メリークリスマス。良く眠れた?」

「メリークリスマス!」

 朝はいつも以上に早く目が覚めてしまった。見慣れたはずのマンションの一室もクリスマス用のデコレーションが施され、クリスマスツリーがリビングの隅に飾られていた。数日前から飾られているこれは明広が突然購入し、持ってきたものだ。良く売られている模倣品ではなく、本物のモミの木らしく、持ってきたときは相当驚いたものだが、もはや明広だからって理由で何もかも納得できるような気がしてきた。彼には大体不可能が存在しない気がする。

 ともあれ、

 十五年ぶりの生身のクリスマスだ。これが興奮しないわけがない。もうすでに暖かい服に着替え終わり、顔も洗い終わった。サンタ何ていないと解っていながら心躍る気持ちでクリスマスツリーまで向かい、その下に置いてある包みを見て、持ち上げる。

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| 断頭の剣鬼 | 10:44 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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冬の日常 ―――クリスマス・イブ

推奨BGM:Burlesque


「こんばん……わ?」

 横からかかってきた声に振り向けば、白いドレス姿の少女がいた。おそらく、僕よりも若い。なのにとても綺麗で、別次元の美しさを持ったような少女だった。あまり美とかに興味のない僕でも、少し羨ましくなるような、そんな白い少女だった。ただもう少し自信を持っていればいいな、とは思う。初対面だというのにオドオドしているのが目に見えている。

「あ、……こ、こんばんわ!」

 まるで勇気を振り絞ったかのように話しかけてくる少女に、これ以上相手に任せるのは酷かな、と判断し、代わりに話を進める事にする。

「僕の名前は木綿季。紺野木綿季。今、明広とマリィの所で預かってもらっているんだ」

 それを聞いて、コクリと白い少女が頷く。

「初めまして、アンナ・シュライバー、って言います。よ、よろしくお願いします」

 そう言って、アンナが手を前に出してくる。親睦の握手を交わすと、

「こ、こっちです」

「え?」

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| 断頭の剣鬼 | 08:09 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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冬の日常 ―――アズ・ウィー・ユナイト

推奨BGM:Mein Kampf


 最近。

 早起きする事に楽しみを覚えている。

 まだここへとやってきた一週間しかたっていないが、なんだか体がそわそわして、何時までも布団の中でじっとしていられない気分になる。なんだか精神が若返っている気もするが、それは毎日が楽しいと言う事の証拠だと思いたい。少なくとも毎日がつまらないということはありえない。だからこの早起きは悪くない。寧ろグッドだということで自分の中では片を付ける。

 ……最近、段々と何かに染め上げられている気がする。

 まあ、それは置いておく。正直考えていてもしょうがない話だ。

 まず朝は起きて、服を着替える。特にどこに行く予定がある訳でもないが、マルグリットと数日前、一緒に私服を買いに行った。今までALOでは戦闘用の装備ばかりで私服なんてことも考えなかったからファッションセンスが壊滅的だと怒られてしまった。

 ……黒一色の何が悪いのだろうか。

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| 断頭の剣鬼 | 10:19 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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プロローグ ―――スターティング・ザ・アドベンチャー

推奨BGM:Burlesque


「……どうしよう」

「えぇ……」

「どうしようか……」

 世界樹の頂上、ユグドラシルシティ。現アルヴヘイムの首都であるその町の宿、その部屋の一つには数人の男女が集まっていた。種族も年齢もばらばら。だがその場に集まっている人間には一つの共通点があった。

 ―――全員、何らかの理由で残りの命が少なかったことだ。

 そう、スリーピング・ナイツとはそういう集まりだったのだ。自分の姉を筆頭に、病院に入院していたり、自宅から動けない、いわゆる余命を待ってたりする人間の集まりなのだ。様々なVRゲームを巡り、自分が生きた証を残すのを一番の目的として、それにふさわしい世界を探して皆で何個もの世界を巡った。そうやってたどり着いたのがALOだった。だがスリーピング・ナイツはここで、一つの大きな問題にぶち当たる。

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| 断頭の剣鬼 | 10:37 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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プロローグ ―――ハピネス・オヴ・ライフ

推奨BGM:Burlesque


 背中に柔らかい感触を受けつつ徐々に意識が覚醒し始める。その事実に違和感を感じる。柔らかいと言う事実にだ。VR世界にダイブしたまま寝ると、安全の為に強制的にログアウトする事となっている。だから起きたら僕は現実に引き戻される。HIV感染者という現実に。そこにはインプのユウキという存在はなく、ベッドの柔らかさを感じ取れるだけの余裕もない。だから起きた時にベッドの柔らかさを感じるなんて夢に違い。

 だがこうやって起きるのと同時に背中には確かな柔らかさを感じるし、同時に温かみも感じる。暖かい毛布に包まれているのだと解る。医療のVRギア―――アレには暖かいとか寒いとかはない。常に室温が体を害さない温度に調整されているからだ。だからこんな風に熱いとか、そういう感じはないはずなのだ。

 そしてそこでやっと、自分が病室にいないって事に気づく。そこにすぐに気付かない辺り、やはりまだ脳の半分は眠っているのかもしれない。軽く欠伸を漏らしながらやっと覚醒し始めたんだな、と自分の現状を認識し始める。もう少々ベッドの中でまどろんでいたかったが、そうもいかない。上半身を持ち上げ、自分がいる場所を見る。

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| 断頭の剣鬼 | 11:39 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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欲望の結果

 またまた支援絵をいただきましたぁー!

 しかもまたアスアスだよ! サイアスじゃないよ! 明広でもないよ! アスアスだよ!

 本編主人公が不人気なの! ^q^ビクンビクン

 絵を見るには続きをポチり

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| 貰い物 | 19:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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プロローグ ―――ボーン・イン・ザ・ワールド

推奨BGM:Mein Kampf


 ―――多分、医者のあの顔を一生忘れる事はないだろう。

 まるでキリストとサタンが二人三脚しながらやってきたのを見たような顔だった。確かにそんな姿を見る事が出来たら確実に世紀末か末世のどちらかだ。だが生憎とどちらでもなく、医師が僕を見て泡を吹きそうになった理由は別にある。本当に気持ちとしては複雑な所があるが、

 ―――僕は”病院の前に立っている”。

 これが冬の寒さなんだ、と今更になって体を使って感じ取っている。VRではなく、現実の寒さ。もう少し服を着るか何かをするべきだったのかもしれないが、生憎とそんな気分にはなれなかった。肌で感じる久方ぶりの冷気はバーチャル空間で感じられるものと変わらないようで―――結構違う。常に一定で保たれているシミュレーションの世界にはない常に変わる温度、湿度、風の強弱、そういう事全てが今、肌で感じる事が出来る。十五年に渡る闘病生活で痩せ細った体は完全には治ってはいない。本来は立ち上がって歩ける事自体が奇跡なのだ。これ以上サービスしてもらったら正直気持ち悪いのかもしれない。

 少し、不自由なぐらいが生きていることを実感できていい。

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| 断頭の剣鬼 | 12:54 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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プロローグ ―――フォー・ザ・ミラクル

推奨BGM:Ewige Wiederkunft


「木綿季。君は既知感を感じた事があるかい?」

「僕にはないよ。君にはあるの?」

 ―――それが彼との最初の会話だった。

 病室の中で、仮想世界で過ごしてきて、同じ患者以外にはあっていなかったはずなのに。何故かこの訪問者だけはすんなりと受け入れる事が出来た。不思議だった。その第一声が既知感を感じた事があるかどうか、そんな意味不明の言葉だった。だけど既知感なんてものは感じた事がないし、そんなもの知らない。それはいわゆる幸福なのかもしれない。初めて会った時の彼はどこか人生に疲れ切った様な姿をしていた。それは会う度になくなっていったものだが、初めにあった時は何故か僕よりも危うい気がした。

「初めまして紺野木綿季君」

「初めまして名も知らない人」

 自己紹介の前に来た質問の答えについては何も言及されなかった。だけど、何故か答えはそれでよかった気がする。その答えが彼を喜ばせていたような気がする。そう考えると、何故か自分も楽しくなってきた。嬉しくなってきた。解らないけど、目の前の人物は信用できる、いい人だということが解った。そこに、理由は必要なかった。


                           ◆

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| 断頭の剣鬼 | 08:12 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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時空を超えて ―――ショート・ストップ

推奨BGM:Burlesque


「―――なっああああぁぁぁああ!?」

 意識が引き戻されるのと同時に頭のヘッドセットを外し、勢いよく上半身を持ち上げる。何故かそばにいた比嘉タケルが奇声を上げながら後ろへと倒れる様に尻もちをつく。が、今はそんな事ではない。それよりも大きな問題がある。つまり、

「どっちが勝ったんだぁ―――!!」

「うぉ!?」

 頭を抱えてそれを叫ぶ。心意まで引きだしておいてあそこで終わったわけはあるまい。絶対に俺の勝利のはずだ。絶対最後の一撃は通った。そんな感じの感触はあったはずだ。多分。というか一般人に負けたとか考えたくない。タイムアウトとかどんだけタイム気にせずに戦ってたんだ。とりあえずベッドから飛び降り、そして尻もちをつく比嘉のシャツの襟をつかむ。

「ログだ! ログを調べるんだ! ログを今すぐ調べて俺の勝利を確定するんだ! さあ、さあ、さあ!」

「ちょ、っちょ! き、キリトぐぇ」

 潰れたカエルの様な声が比嘉の口から洩れるが知った事ではない。問題は俺の勝敗だ。バグとか問題点とかは後回しだ。ともかく、今すぐ比嘉にログを調べてもらい、アクセスした場所、ゲームで俺の勝利を確認すべきだ。アレで引き分けだった日には不完全燃焼で眠れなくなるぞ。

「おい、止まれ、ストップ。ヘイ、ステイ。ステイしろよ和人」

「ぬぐぉ」

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| 断頭の剣鬼 | 09:01 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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魔法少女リリカルなのはStrikerS ~不良騎士道~ 第29話 不良騎士暴走し終わる

超久しぶりの更新で色々とネタとかノリとか忘れてます。ごめんなさい。
だから芸風が超合わってます。ご了承ください?
とりあえず強引ですがリセットの為にこの話でこの流れを終わらせてみました



 カリムとユーノが新たな服へと着替え終わった。カリムの生着替え―――録画、あると思います。なんて事も思ったが、流石に超えてはいけないラインがあるのでそこらへんは見ない方針で決定した。ホテルの一室で着替えが終わった二人の事を確認すると、再びモニターを通して二人がレストランの席に着くのを確認する。先ほどとはまた別の席だ。先ほどの席は水で濡れていて使い物にならない。

『全員位置に付いたな?』

 モニターを通して確認するカリムとユーノはまた別の服装に変わっているが、その和気藹々として雰囲気は壊れていない。そこにガッデムという感覚は非常にある。あの空気をぶち壊せないものか。ともあれ、

「何とかしてこの場を破壊しなくては……!」

「段々と目が血走ってきてるよウィル?」

 うるさい。


                           ◆

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| 不良騎士道 | 23:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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時空を超えて ―――ブラック・アンド・ブラック

推奨BGM:Thrud Walkure


 槍の様な刃だと思う。

 長く、鋭く、そして強い。抜身の刀を思わせるような鋭さを持って俺の刃と切り結ぶ。そこに存在するのは斬撃と切り払い、攻防の動きだ。相手が切りかかるから俺がそれを切り払う。たったそれだけの動作。一回、二回と、両手に握る武器で切り払った瞬間、僅かにだが得物に違和感を生じる。無視してもいい、ほんの少しだけの差異。

 それを無視しない。

 攻撃してきたブラックロータスの刃を切り払うのと同時に神経を集中させ、目を凝らす。その視線の向ける先は敵ではなく自分の刃だ。感じた違和感は敵を一撃にではなく自分の刃に存在した。柄から始まり、刃の先までを一瞬で見る。その構成ポリゴンをナノ単位まで目視し、そして情報を理解する。故に見てわかった。

 刃が、斬れている。

「おいおい、リズベットに謝れよ」

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| 断頭の剣鬼 | 00:57 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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時空を超えて ―――ワールド・エンド

推奨BGM:Burlesque


 一瞬の意識の空白。

 そして覚醒。VRゲームを始めるときに常に発生する事態だ。一瞬だけ、VRギアが現実との回線を遮断するからだ。これが民生用のVRギアであれば軽いカラーテストからログイン画面が映るのだろうが、今装着しているのは民生用のVRギアであるアミュスフィアでもナーヴギアでもなければ、次世代機に最も近いと言われているインプラントでもない。STLと言うフラクトライトを解析するためのモンスターマシンだ。

 そこにカラーテストは存在しない。

 その代わりに、妙な違和感がある。

 違和感といっても遺物を感じるようなそれではなく、まるで自分の体の中、脳の中、魂を探られている様な、そんな感覚だ。俺がSTLをフラクトライトを解析する装置だと決定づけているのはこれが一番の理由だ。フラクトライトとは人間の魂に当たる部分だ。そこには人間の全ての情報は記されており、そしてそこにアクセスする事で記憶からデータを引きだし、そしてそれを投影する事でサーバーのいらない超リアルな仮想空間を生み出すっことができる―――らしい。実際、俺が経験したSTLで出力された世界はリアルだ。気持ちが悪いぐらいにリアルだ。

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| 断頭の剣鬼 | 11:14 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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時空を超えて ―――ビギニング・オブ・ザ・ストーリー

推奨BGM:Berlesque


「―――やっぱりさ、大きい方がいいんだと俺は思うんだよ」

「あぁ、私もそれに関しては同意だ。やはり男子たる者、大きさには心を奪われてしまうな」

「だろ? やっぱりさ、男ってのは……こう……、少なからず大艦巨砲主義だと思うんだよ。やっぱ大きさに惹かれるんだよ。これはどうしようもない男としては基本的な事でさ、もう本能の一部だと思うんだよ。男として生まれたからにはやっぱり求めてしまうもんなんだよ……」

「然り、男の性とはどうも度し難いものではあるな……」

「おまえらは。いったい。なにをいっているんだ」

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| 断頭の剣鬼 | 19:45 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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風邪をひきました

 訳何ヶ月? ぶりの風邪なんだろう体が重くて頭が痛くてケツの穴が痛くて吐きました。

 ここまで重いのもかなり久しぶりだなぁ、とおもったり。いや、本当にすいません。本来なら今日ぐらいには更新する予定だったのですけども、昨日の夜たっぷりはいちゃって、なんかベッドから起き上がる事もつらく、5分置きにトイレへ行かないといけない状態なのです。

 更新はもう少し待ってくださると嬉しいです。

 頭痛いぃ……。

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| 雑記 | 12:23 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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進行状況

 うっす、GGO編が終了して少し休みに入ったので、更新する代わりに雑記を描いてみた。とりあえず最近は犬日々編を更新してないけど、動画にするといったな? 全く音沙汰なしで俺が忘れているとでも思ったか? いかんなぁ……欲望は強いのだよ欲望は! そんなわけでして、

 まずはこれを見てほしい

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| 雑記 | 08:03 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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硝煙は雨に消えて ―――レッツ・オール・セイ・グッドバイ

推奨BGM:Burlesque


 目的地が見えた事からバイクの速度を落とす。到着した場所はもはやおなじみとなっている店の前だ。少々路地裏っぽく、人通りが少ないが、天主から言わせれば夜になった方が盛況らしい―――ダイシーカフェだ。とはいえ、夜に繁盛していた頃の昔のダイシーカフェとは違い、ALO事件が終了してからは少々変な方向で有名になってしまい、SAOリターナーであり現ALOのプレイヤー、そういう人間が安心して顔を出す事の出来る場所となってしまっているフシがある。まあ、それもALO事件終了時、アスナや皆が帰ってきたことを知り合いを集め、此処で盛大に祝ってしまった事が原因なのだろうが。

 まあ、そんな事件もあってダイシーカフェはSAOから帰還した人間の間では密かな交流スポットとなっている。バイクを店の前に止め、鍵を駆けたらシノンからヘルメットを回収する。それも適当にしまったところで、

「ここだよ」

「ここは……」

「ダイシーカフェ、知り合いが経営してるカフェなんだ。ちょいとここで待ち合わせをしてるんだ」

「って完璧アンタの用事じゃない」

「まあ、まあ」

 シノンの背中を叩き、ダイシーカフェの扉に手おかけ、一気に扉を開ける。寒い冬の利益が満ちている外とは違い、ダイシーカフェの扉の向こうからは暖かい空気が流れ込んでくる。暖房が利いているのはいい事だ。ダイシーカフェへと上がり込みながら片手をあげる。

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| 断頭の剣鬼 | 07:53 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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硝煙は雨に消えて ―――トーキング・スウィート

推奨BGM:Burlesque


 スコーンとダージリンが届いたところで、菊岡に甘味が再び補充される。先ほどまではパフェを食べていたが、今度はあんみつが前に置かれている、前はポケットから角砂糖を取り出していたことからそうとうの甘党だとは思っていたが、っこいつの甘味に対する執着は並々ならぬものがあると思う。ともあれ、全員の分が着た事から菊岡が全てについて放す気になった。まずは、と菊岡がシノンに頭を下げる。

「此度は此方の不手際で貴女を命の危機にさらしてしまいました。申し訳ありませんでした」

「あ、いえ、頭を上げてください」

 シノンが頭を下げた菊岡に向かって両手をふり、早く頭を上げる様にジェスチャーする。実際にこうやって頭をいきなり下げられても迷惑な話だろう。なにせ、

「その、今回はなんというか……私が自分で戦うことを選んだんです。ログアウトして逃げる事も出来たけど、それは……何か違うんです。間違っているんです。だから私は戦って立ち向かうことにしたんです。だから、その、頭を下げて謝罪されるのは……」

「素直に受け取っておけシノン。こいつらがちゃんと仕事してればお前は俺と会うこともザザやPohと会うこともなかったんだ。人生平和であることに越したことはないよ。というか俺の人生は平和であって欲しい。常にそう願い続けてるのに何でおれの人生ってこうも平和じゃないの? いや、マジで。どうしていつもいつもこう破天荒になってるわけ。アインクラッド然り、アルヴヘイム然り、ガンゲイル然り。俺の人生ヘルモードに突入して夜も安心して眠れないぞ」

「またまた、キリト君には可愛い恋人さんがいるんじゃないか。もう夜は別の意味で眠れないでしょ」

「目玉抉るぞ菊岡」

「……冗談に聞こえないなあ」

「冗談じゃないからな?」

「と、とにかく! 頭を下げて貰わないでいいですから!」

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| 断頭の剣鬼 | 11:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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硝煙は雨に消えて ―――ネクスト・デイ

推奨BGM:Burlesque


 少しずつバイクの速度を落とす。バイクの速度を落とし、目的地が見えると道路の横へバイクを寄せ、止める。白線の内側に入るとバイクから降り、エンジンを止めて両手でバイクを押し始める。すぐ目の前に目的地が見えているのでそこまでバイクを押す必要はない。ゆっくりとバイクを押し、目的地に着いたところでバイクのスタンドをだし、バイクを立てる。バイクが倒れる事はないと確認すると、その横の壁に寄り掛かる。季節は秋に入ってもう結構立っている。もうそろそろ冬が近い事もあってかなり寒くなってきている。手にはバイク用のグローブをつけているが、それも冬に備えてもっと暖かいものになっている。服装も少し前よりも暖かいものになっており、全体的に厚着になっていると思う。

 周りに黒一色のファッションセンスをどうにかしろと言われたが、結局は面倒なので服装は全部黒で統一されている。アスナと会う時ならまだしも、日常生活で色を得編んだりするのは正直面倒だ。パソコンと剣にしか能のない男にファッションセンスを期待されても困る。いや、ここで中世ファンタジー系の服装を出してくれるのであれば少しは実力を発揮できるのだが。

 まあ、それも今は関係のない話だ。ぶっちゃけ黒は楽だ。

 ゲーム内の染色的意味でも。

 右腕のリストウォッチを確認すると時間はまだ三時十分前となっている。約束した時間が三時となるとちょうどいい時間に来たかもしれない。授業が終わるのは三時だし、あと十分程度待てば授業は終わる。基本的に待たせる事よりも待つ方が特異なタイプだ。根気比べなら狩りの時でいつも発揮している。リアルでの今季比べも悪くはない。

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| 断頭の剣鬼 | 11:47 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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悪魔に涙はない ―――ジュデッカ

推奨BGM:Fallen Angels


 涙を流していた。目の端からそれが零れる事を止められない。自分の至らなさが招いた結果だ。馬鹿だ。馬鹿で臆病で、阿呆だ。自分が覚悟を決められなかっただけにこんな結果となってしまった。だから恥ずかしいなどとは思えない。右目から流れ出す赤い涙は純粋な罰だ。戒めだ。失われたものは戻ってこない。だからあの馬鹿は戻ってこない。

「―――!!」

 雄たけびを上げながら刃根を連続で振るう。背から生える十数の刃は振る荒れるのと同時に分裂するように数を増やし、数百を超える斬撃を生み出しながら颶風となって敵を、ナハトを切り裂こうと迫る。羽の全てに込められている消滅の力は触れるだけで問答無用で同格以上の存在を滅ぼす。が、それもナハトには意味のない話だ。同じ属性、似たような能力を前に、腐滅の炎と消滅の光は食い合って消える。結果、残るのは丸裸にされた刃根とナハトの得物だけだ。

 故にナハトが操る蛇鎖と大口径の銃、そして逆手剣が刃根とぶつかり合う。刃根の一枚一枚が山を割りそして海を割るのには十分すぎる威力を持った刃だ。だがそれはナハトの得物と打ち合う度に破砕され、砕け散った破片が四散する。が、破壊をされても勢いは止まらず、残り数百の刃が一斉に襲い掛かる。

 同時に四方から異形の軍団が襲い掛かる。先頭に立つのは巨大な龍の姿だ。その全身は軍団としての力を受け、大きく力を増している。四散する刃根に紛れ込むように大きく咢を広げて食いつこうとする体は真っ二つに両断され、そして一気に崩壊する。その切断面には無価値の炎が灯されており、切断面から一瞬にして塵へと姿を変化させる。同じように襲い掛かる無数の異形達も、その全てが同じような末路を迎える。

「―――無駄死にだな」

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| 断頭の剣鬼 | 15:48 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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悪魔に涙はない ―――アイ・ウィル・ファイト

推奨BGM:Disce libens
*1推奨BGM:Thrud Walkure


 倒れている。

 指一本動かせずに倒れている。反応する事すらできなかった。ただ攻撃を受けて倒れたという事実しか残らない。体の前面に裂傷を受け、そこから勢いよくが噴出する血。数十分前にPohにメイトチョッパーで体を抉られたときと同じように、体から活力と体温が逃げて行くのを感じる。致命傷なのかもしれない。いや、致命傷なのだろう。攻撃を受けたというのに何故か痛みを感じない。痛みは感じすぎるとある一点で痛覚が麻痺して、全く感じなくなると聞く。多分そういう事なのだろう。痛すぎて痛すぎて何も感じなくなっているのだ。

 っつーとなんだ。

 俺、負けたのか。

 ゆっくり、ゆっくり、本当にゆっくりと体が流れる。地面に向かって倒れている。本当に何もできなかった。知覚する事さえできなかった。本当の意味で次元の違う、そんな言葉の意味が理解できたのかもしれない。倒れ行く体からはマスクをかぶるPohの姿が見えて、表情は見えなくても今、こいつが失望の表情を浮かべているのが解る。

 なんだよ。

 その雰囲気として理解できる。

 が、

 なんだよ。なんだよそれ。なんでそんなに残念そうなんだよ。ふざけんなよ。勝手に蘇って勝手に仕掛けて勝手に殺してきて。そんで勝手に失望して。なんなんだよそれ。ふざけんな。何ででてきたんだよ。

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| 断頭の剣鬼 | 08:32 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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